内容説明
人生で眠っている時間は、決して無駄な時間ではありません!
ちゃんと寝るだけで、なぜホルモンバランスが整い、
免疫力は上がり、脳が冴え、筋肉がつき、見た目も若返るのか。
本書は日本の睡眠研究の第一人者である著者が、脳をはじめ、
心臓や肺、胃腸、骨や筋肉、免疫、内分泌、泌尿器、皮膚などが、
睡眠中にどのような状態になっているのか、
また睡眠不足によってどのようなダメージを受けるのかについて、
世界中のさまざまな研究をひもときながら検証します。
心身の健康に役立つ重要な情報が満載です。
スタンフォード大学教授・スタンフォード睡眠生体リズム研究所所長
西野精治氏 推薦
「睡眠は豊かな生活において最も重要で基本的な生理現象です。
睡眠の使命について明確に解き明かした書籍に初めて出会いました」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
173
睡眠中に身体の中で起こっていること。章を内分泌系、免疫系、消化器系、呼吸器系、循環器系、脳神経系、筋骨格系、泌尿器系、皮膚に分けて説明されている。深いノンレム睡眠により脳全体が震動し、短期記憶から長期記憶への変換、記憶の整理と忘却が行われるなど新しい情報も多く、睡眠の重要性がよく理解できます。2025/01/25
やいっち
63
再読。「日本の睡眠研究の第一人者である著者が、脳をはじめ、 心臓や肺、胃腸、骨や筋肉、免疫、内分泌、泌尿器、皮膚などが、 睡眠中にどのような状態になっているのか、 また睡眠不足によってどのようなダメージを受けるのかについて、 世界中のさまざまな研究をひもときながら検証します。 心身の健康に役立つ重要な情報が満載です。」もっと早くに読みたかったな。後日、感想じゃなく、気になった点をざっと羅列してみるかな。2024/09/30
ジョンノレン
53
睡眠に特化した本では言及されない身体各部位における睡眠時のメカニズムや連関がわかりやすく解説されており参考になった。とにかく体は必死で我々を守ろうしてくれている。感謝して大事にしなきゃね。以下覚書。睡眠中枢(視床下部の視索前野)に不具合があると不眠、覚醒中枢(視床下部後部から脳幹)に同は過眠。睡眠コントロール物質オレキシン(ピポクレチン)活性により覚醒。24時間の生体リズムの指揮者は視交叉上核でキーは朝の光を見ることでサイクルリセット。レム睡眠時、交感神経は覚醒時以上に活発。→ 2025/09/09
やいっち
50
とても参考になったが、読むのが遅かった。心身の医学はまだ研究の余地が多そうだ。感想はあとで書くかもしれない。2024/03/25
雪月花
48
たまたま実家に置いてあった図書館本だったが、読み始めると面白くてハマってしまった。睡眠中の体がどうなっているのか以前から知りたかったので、興味深かった。一般的によく聞くノンレム睡眠中とレム睡眠中、脳や体がどう変化しているのかもわかりやすく、睡眠時無呼吸症候群と様々な病気の関係性も非常に勉強になった。睡眠不足はやはり万病の元だな、と思い、質の良い睡眠を心がけるようにしたい。2024/10/31




