生きるとはどういうことか

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生きるとはどういうことか

  • 著者名:養老孟司【著者】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 筑摩書房(2024/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480815743

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内容説明

人生、言葉にならないことがじつはいちばん面白い。“日本の知性”養老先生が二十年間に執筆した随筆から選りすぐり。ヒトを問いなおす思索の旅。

目次

まえがき/人生/人は何のために生きるのか/生きているという話/死なないつもり/発見の眼 自分の発見/人生論/生きるとはどういうことか/環境/いのちの大切さ/水と虫/里地里山を想う/田舎暮らしの勧め/半農のすすめ/島の自然/思考/時空と納得/隣の芝生/科学とはなにか/自我と死/理想と現実/自然と人工/型と慣例/複雑ということ/四苦八苦/わかるとは、どういうことか/色即是空/脳・意識/情報と人間/儀式と情報/情報と誤解/意識の世界/論理と無意識/モノと情報/繰り返し/笑いの共通性/世間/東男と京女/江戸の政治/世界は一つでいいか/言葉とウソ/過去を問う/人を見る/典型的日本人/老人よ、重責を担うな/身体/身につく/体と思考/文章とリズム/居つく/虫の動き/身体の問題/聞くということ/匂いは苦手/教養/生きているついでに、本を読む/外国語の学習は別の人生を生きること/ダーウィンの書斎と変わらない/仏教と自己/時代と親鸞/混沌を生きる/人生の意義/信仰/生前生後/脳と心/お坊さんという壁/他人の心はわからないけれど/初出一覧

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハチ

6
年末に買った本。仕事がゆっくりになる年明けにバスや電車での移動中にちょこちょこ読んでいった。 煩雑な毎日から少し離れた贅沢な時間なのかもしれない。 養老さんの文章は硬派でカラッとしてる。 生きてるついでに本を読む…その通りだなあ2024/02/23

とく たま

6
倫理道徳励ましとは違う?!読み説くには難しかったけど、頭の中が違えば言葉は伝わらないようだ?!成る程、そう考えると中々厄介な人とのやり取りにも納得がゆく、それでも教養や思いやりやら、人だけが持ちうるとか(・・;)やはりこのご本厄介だ?!知らんけど・・・・もっかい読め‼️2024/01/04

さちめりー

2
養老先生が自ら筆を取って執筆した数々のキレキレの高級で貴重な寄稿が詰まった本。亡くなって3年経つ猫のマルのことを今でも恋しく思っている養老先生を愛しく思う。般若心経について、「表現の強さ」がある、「ここまで簡潔だということは、極限の思考だから」と語る。養老先生の文章も表現が強く簡潔だ。「極限の思考」や「真理」に迫ったゆえなのだろう。一方で、「正解がわからない」世界が好きだという。先生のお話は正解を言わない。自分で考えろ、とヒントだけくれる。先生も「静かに座っていられない」という。私も同じでやけに安心した。2024/04/02

荏苒 byn

1
今は白髪の老師のイメージだが、20年ほど前60代の若い時のエセー・コラムが多数ある。昆虫マニア理系の着眼点・ものの見方が、人文系と違う学ぶべきところだ。例えば 杉田玄白の腑分けの裏に企画した幕府の識見ある人間がいるP159。 般若心経は脳の働きを表現している105、等。理詰めの合理性が散見され、割り切ったドライな理系の先生らしい雰囲気。気を抜かないで書いた時代(前書き)だそうで、 個人的なテーマなど多彩。ところで本の題由来文は、虫や動物(自然)の必死振りを見ざる・知らざるは馬鹿な現代人のWALL(超訳)。2024/03/20

ひろちゃん

0
ショートショート的なのでちょっとした時間に読みやすい。2024/03/05

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