内容説明
オンライン塾の講師・能見が、「高校生の息子が四十八歳の先生に誘惑されている」というクレームのあと姿を消した。副社長の上谷は彼女を慕う生徒二人に懇願され、捜索に翻弄される。彼を助ける社長の日渡は、能見の実家で二つの死体を見つける。噛み合わない能見の人物像。ストーカーの影。死体は誰なのか? 切ない叫びが胸に響くミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大福
3
43冊目、読了。 本編とは関係ないところで ひっかかって、序盤に集中できず…。 個人情報の扱いはこれでいいのかな。 帯に断罪できるか書かれているけど、うん。私はできるかな。 そこじゃないけど、ここはダメでしょ。みたいな感じで。 2024/03/17
わんこち君
1
20年以上も前に矢口敦子の償いを読んだ。内容はもう覚えていないが、作家の名前だけはいつまでも記憶に有り、10作近くは読んだかもしれないが、今作を手に取ったのは10年振りくらいだと思う。最初から少し読み憎いというかわかりにくい設定。突然失踪した塾講師の能見を探そうとしていたのは、生徒だったはずなのに、最後はいつの間にかでてもこない。生徒の母親の行動もあり得ないし、ストーカーと桜子の関係、読み返しても分からないな。2024/04/12
ジニー
0
★★☆☆☆2024/03/21