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内容説明
日本の出版史に君臨する「新潮社の天皇」齋藤十一。小林秀雄らの薫陶を受け頭角を現し、「週刊新潮」を創刊。教養に裏打ちされた俗物根性で、事件の背後の「女、カネ、権力」を嗅ぎ分け、数多のスクープ記事やベストセラー小説を仕掛けていく。生涯黒子に徹した天才編集者の仕事と、日本の雑誌ジャーナリズムの変遷を描いた傑作ノンフィクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
18
幻冬舎文庫、ホヤホヤの新刊。「新潮社の天皇」と呼ばれた伝説の編集者齋藤十一の評伝です。私も十一さんの作った雑誌『新潮45』ははるか過去に、そして『芸術新潮』は今でも好きな題材(古くは赤瀬川原平、萩尾望都、追悼坂本龍一、最新の安部公房に至るまで)愛読して捨てられずに大事に保存しています。「キミ達は、僕が読みたい本を作ればいいんだよ」つまるところ齋藤にとっては新潮も芸術新潮も、生涯追い続けてきた趣味の雑誌に他ならない。この一文が全てだと思います。小林秀雄を師と仰ぎ、オーディオは五味康祐と共に嵌った影の実力者。2024/03/16
い
0
ナベツネ的イメージでお名前だけといいながら小林一三、小泉一十三とごっちゃになる。新潮社って同族経営だったんだ。成り立ちを知る(が、すぐ、忘れた) 「ぼくが読みたいものを作ればいいんだ」の帝王学。2024/04/19
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