内容説明
献血で集められた血液はどう使われる? 現在の献血協力者と骨髄バンクのドナー登録者の多くは中高年齢層!? 少子高齢化社会で将来はどうなる? 現状を知ることが,私たちの手で医療を守る第一歩.献血や骨髄バンクの必要性,しくみ,危機に瀕する国内状況を知って,さい帯血バンクの可能性などについても考えよう.
目次
まえがき
1 献血システムに迫る危機
2 骨髄バンクと造血幹細胞移植
献血と造血幹細胞移植でつなげる命――あとがきに代えて
さらに知りたい方へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kenji Nakamura
1
ドナーに選ばれる日がくるかな☺️2024/04/29
水道水
0
米国では有償で献血が提供されており、混雑していることも多い。健康面から見れば、献血の基準や回数には一定の制限が必要であると考えるが、倫理観のみに頼っていては、国内の需要を賄うことは到底難しい。現在も無償で献血を行っている人々や、歴史的な経緯から売血制度に否定的な意見があることは理解できる。しかし、現実的な対応として、金券の配布や粗品の質の向上といった動機付けの工夫は必要である。現在『Nudge』を読んでいるが、献血が楽しく、積極的に行えるような政策やアイデアを検討することができないか、模索してみたい。2025/06/01
スナットスナギツネ
0
良書2024/11/23
エボシペンギン
0
翼になる一本の羽2024/10/06
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