鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々

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鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々

  • 著者名:鈴木敏夫【著】/押井守【著】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • DU BOOKS(2024/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 840pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866472119

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内容説明

ジブリの名プロデューサー VS 世界的鬼才監督

君は、そこまで言うのか!?
忖度いっさいなし。“悪友”同士が語りつくす、40余年の愛憎。
仕事観、人生観、旅、思い出......アニメと映画の未来まで


『君たちはどう生きるか』を“宣伝なき宣伝”で大ヒットさせた、スタジオジブリのカリスマプロデューサー=鈴木敏夫と、世界的に評価される作品を作り続けてきた映画監督=押井守による初の対談集。

両氏ダブルネームでの初書籍となる本書は、まさに、ファンのみならず、全クリエイター、迷えるビジネスパーソンも必読の一冊です。

語りの達人であるふたりが、これまでおこなってきた対談の集大成。
歴代のジブリアニメや押井作品、共同作業となった『天使のたまご』『イノセンス』などについて、雑誌・新聞・ラジオ・イベントでおこなわれた数々の対談に加え、80年代「アニメージュ」誌(徳間書店)での座談会やコメントもピックアップ。さらに、本書のための<新規特別対談>も収録!!

「押井さん」「敏ちゃん」と呼び合う“悪友”ならではの、他の誰にも許されない本音の応酬は、痛快で、スリリングで、刺激的。ここでしか読めない秘話の数々が、日本のアニメーション史・映画映像史の一断面を明かします。


<目次>
はじめに。あるいは、この本の企画者として 鈴木敏夫
序 若き日 ──「アニメージュ」の時代
第1章 初対談 この時代に、何を作ったらいいか?
──「人間」を描くのがむずかしくなってきた
第2章 道端(みちばた)には自由があった
──「食べもの」から見たニッポン戦後史
第3章 監督とプロデューサー、お互いの縄ばり
──「やっちゃいけないこと」は何?
第4章 変わりゆく二人の作風
── 宮﨑駿『崖の上のポニョ』vs 押井守『スカイ・クロラ』
第5章「勝つ」よりも、「負けない」が大事
── J・キャメロン『アバター』に敗北宣言?
第6章 そこまで言う? 忖度なき舌戦
── ドワンゴ創立者の川上量生氏とともに
第7章 鈴木敏夫を“演出”してみた
── 四たびのキャスティング秘話
第8章 ファンタジーも、映画も、あきらめない
── デジタルに賭けた過去と現在
第9章 次世代クリエイターに告ぐ
── 鈴木・押井コンビ vs 早大生 特別講義
第10章「わからないもの」を求め続けて
── 我々は どこから来て どこへ行くのか?
EXTRA 真・みかん対談
── 40余年をふりかえって

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

33
腐れ縁も40年以上続けば、そこに意味が見出せるはずだ。それを二人は勘付きながらも、仕事の関係を言い訳にするあたりが可愛い。とはいえ、二人の対談は、なかなか噛み合わない。それもそのはずで、鈴木敏夫はやっぱりプロデューサーで、押井守はやっぱり監督なので、それぞれの立場で主張する二人の考えが噛み合わないのは当然と言えば当然。なのに、40年以上もこうして交流が続いているのが、おかしくも愛おしい(かなり変化球のあるBLを読まされているようでもある)。収穫も多い。(つづく)2024/04/01

こうすけ

20
かたや世界の鬼才、かたや当代一の大プロデューサー。同時代を生きてきた者同士が語る、映画やその裏側の話。押井守相手だからか、宮崎駿の次回作の可能性や、君たちはどう生きるかの解説、東京五輪への誘いを五回も断った裏話など、聞いたことのない話がポロポロ出てくる。一方の押井守はいつもと変わらずしゃべりにしゃべりまくり、楽しそう。いつか監督とプロデューサーで組んでほしいけど、この友情があるからこそ、それはあり得ないだろう。映画館で爆睡したガルムウォーズを、また見たくなった。2024/03/26

必殺!パート仕事人

0
全編理屈っぽくって疲れちゃった。全部読んで、勉強にはなったけれど。この世代のアニメ関係者ってインテリなんだよねぇ…。2024/04/17

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