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内容説明
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『源氏物語』の黒幕は藤原道長だった!?
学校の教科書に必ず登場する藤原道長は、平安貴族の代表的な人物として知られています。
この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたる事も 無しと思へば
(訳:この世を私の世のように思う。満月が欠けることもないと思うので)
道長の権力の大きさを満月にたとえたこの和歌を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。実はこの和歌、道長自身の日記には記録がなく、道長のライバルの手によって書き留められたものなのです。この和歌によって、道長にはしばしば「強欲な権力者」としてのイメージがつきまといますが、はたしてそれは史実なのでしょうか?
また、2024年の大河ドラマ『光る君へ』で描かれる紫式部との関係も注目です。貧しい学者の娘にすぎなかった紫式部は、一体なぜ『源氏物語』を執筆できたのでしょうか?(当時、紙はとても貴重で高級品でした)
そして主人公の光源氏のモデルは、一体だれなのか――?
この本では、1000年にわたって誤解されてきた藤原道長の真実の姿が、まんがで楽しく学べます。
※この作品はカラーが含まれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
れい
5
【図書館】この世をば我が世とぞ思う望月の欠けたる事も無しと思へば。この和歌からのイメージでなんと傲慢である人か。人を食い散らかし権力の座に座って居たのだろうというイメージが強かった。関白にはならず仕舞いだったのだな。普段道長に批判的な実資がこの歌を悪く言っていない。マリー・アントワネットの『パンがなければケーキを』位の勢いで(マリーの場合は言ってもないのだが)、イメージが悪意ある人から作られたということなのだろう。印象操作は本当に恐ろしい。2024/06/09
とみみ
4
図書館本。大河「光る君へ」を観ていたので借りてみた。そしたら監修が光る君への監修の方と同じだった! 望月のうたの真意、道長の他の人の能力を活かし尊重して動かしていく政治。強欲なイメージだったが大河や現代の解釈でイメージが変わった。2025/01/25
はる
1
わかりやすく、意外にも詳しい。権力闘争2024/04/11
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