内容説明
艶やかさと落ち着きと──「今が、きもの適齢期」
毎日袖を通して20年。
琉球絣、久米島紬、ミンサー帯、藍型……沖縄の織や布に惹かれて、ついには移住。
──新しい人生がいま始まる。
---------
40代の半ばから袖を通して20年。毎日きもので教壇に立っていた。
空気の層を纏うように着るのは心地いい。
洋服は体型の維持や年相応のおしゃれに悩むけど、きものなら歳を重ねるほど自分にフィットし、落ち着きをもたせてくれる。
* * *
琉球絣、結城紬、能登上布、大島紬などの自然素材を求め、ミンサー帯や藍型、うしんちー行き着いた。
──きものに惹かれて、縁を重ねる、60代からの新しい人生。
---------
【目次】
■憧れの力
■黄色
■名古屋帯から始める
■心を映す色無地
■きものと電車
■猫の手
■雨と雪
■とっておきのきもの
■洋服でいうと……
■防寒
■カンプーと琉球柄
■きものという謙虚
■下着
■パッションから慈愛へ
■夏もの、紗袷
■ネットできものを買う
■もっと自由に?
■夏の名残り
■色留袖
■アイロン
■段取り
■デンチコ、インバネス
■必需品
■ミンサー
■帯揚げ
■うしんちー
■上布
■うしんちーのきものを着る
■きものに導かれる
■あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUMYAM@ミステリーとSFF推し
6
毎日を着物で過ごすことは考えていないが、憧れみたいなものはなくはない。暑がりなので気温が20度を超えるともう無理、と諦めの気持ち半分、せめてひとえの木綿を部屋着にでも、という気持ちが半分。着物にはショーツをつけないというのもやってみたことはあるがムレが気になって断念した。開放的なはずなのに肌と肌が直に触れるほうが蒸れるんですけど。2024/03/18
月華
1
図書館 最初にカラーの写真。着物の生活。作者紹介に著書がずらりと並んでいました。2024/04/14
ととととと
0
年中着物を着て講義する大学教授の話。国文学とかかと思いきや、医療系が専門なので驚いた。私は今年は着付けをマスターしようと思うので、着れるようになったら着物を少し普段使いできるようにしたい。2024/02/15