歴史文化ライブラリー 517<br> 神々と人間のエジプト神話 - 魔法・冒険・復讐の物語

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歴史文化ライブラリー 517
神々と人間のエジプト神話 - 魔法・冒険・復讐の物語

  • 著者名:大城道則
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 吉川弘文館(2024/03発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784642059176

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内容説明

魔法の書を探す王子、神官の波乱万丈な航海記、権力に立ち向かう農夫…。古代エジプトで語り継がれてきた数々の神話の要素は、旧約聖書やイソップ寓話、ハリー・ポッターなど現代まで脈々と受け継がれてきた。神々と王・役人・庶民らが織りなす6つの物語を日本語に訳し、登場する事物や風習、文化を解説。人々を魅了する古代エジプトへと誘う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おだまん

9
「エジプト人シヌへ」の参考書として。確かにこのあたりが分かるとより楽しめるなぁと。西洋の物語の起源。2025/03/20

遊未

5
「シヌヘの物語」は昔から紹介されています。「ウェンアムン旅行記」はビブルスに木材買い付けに行くが、苦労が偲ばれます。いつの日か結末が発見されますように。レバノン杉が松科とは。魔法の話、雄弁な(雄弁過ぎる?)農夫の話など。当時の様子が描かれています。2022/02/13

AkiTakahashi32

3
神々と王、役人、庶民らが紡ぐ6つのエジプト神話。 独特の言い回しで、理解が難しい箇所もあったのだけど、神話の裏側にある当時の事物や風習、文化を知る事ができて、大変興味深い本だった。2021/03/02

huchang

2
同じ文化圏にあった物語でも、時代が変わると理解がかなり難しくなる。特に笑いやユーモアなんかの感覚は最たるもので、そこまで古くない江戸時代の黄表紙ものなんかはそのギャグがなぜ面白いかの解説を無理やり聞かされてる感じだが、里見八犬伝、怪談やなんかは現代でもあまり無理なく理解できる。そこへもってきて、古代の、しかもエジプトの神話を解説するわけだから、難易度は高い。神話って真面目くさって聞いてちゃアカンところがあるから、今度はそういうのも是非。2021/10/21

Go Extreme

1
古代エジプトの文学的背景: 思考・文化・宗教観を反映・王権や社会秩序強調 神々と人間の関係: 神々は王権を支える力・ファラオと密接な関係 ハトシェプストー自身を神の子→王権正当化 物語の特徴: 神々と人間の相互作用を描く「物語的神話」中心 オシリスやホルスの神話は人間の運命と結びつく 社会的構造と文学: 社会はピラミッド型・文学に庶民の視点登場 文化と教育: 教育重視・書記などの知識人が社会的に尊重 死後観と神話の影響: 死者の再生が重要視され神話にも反映 「セトナ・カエムアスの物語」ー死者との対話や復活2025/02/09

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