内容説明
多くの人が「原子力」や「核」や「放射線」という言葉に対して「凄い」「怖い」「危ない」などのイメージを持っていると思いますが、実際のところ、なぜ凄いのか、なぜ怖いのかを正確に把握している人は少ないのではないでしょうか。本書では、「原子力とはどのようなものか」「原子力はなぜ危ないのか」「原子力はなぜ役に立つのか」ということを理論面と技術面からニュートラルな目線で解説していきます。原子炉の原理・構造・環境にも詳しく触れ、これまでに世界で起こってきた原子炉の事故も振り返ります。多くの人が混同している核分裂と核融合の違いもしっかりと解説しながら原子力発電の将来についても考察していきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
12
やっと読み終わった。個人的に不思議な読書体験となった。読む必要があるわけではなく好きで読んでいるのだが、とにかく眠くなる。文章・内容に難があるわけではない。そうであればさっさと流し読みして終わらせるのだが、堅実な内容で勉強になり、読みやすさも普通▼通常の速度で通読する対象だと脳が判定するのだが10-20分で眠気に襲われる▼▼p183 「放射能」は能力・性質なので目に見えない。放射線も原子核(α線)や電磁波(γ線)なので見えない。新聞等で「放射能がもれた」というとき、意味しているのは「放射性物質がもれた」。2025/10/18
Nobu A
9
図書館本。23年刊行。「脱原発」と叫ぶのは簡単。巷は再生エネルギーの機運が熟しているが、今まで、いやこれからもお世話になるかもしれない原子力のことをどれだけ理解しているのだろうか。と偉そうなことを言いながら私も無知だった一人。碩学な専門家が素人向けに噛み砕いて書いてる点に本書の良さがある。80年の歴史を持つ原子力発電。放射能と放射線の違い、僅か1%未満しか利用していないウランの潜在能力、核分裂反応ではなく核融合反応に未来等、興味深い内容。今日は「幌延深地層研究センター」も訪れ、三次元で勉強出来たのは僥倖。2024/05/02
Tomitakeya
9
原子力のことが総合的にわかる、原子力入門書。原子力の歴史、放射能と放射線の違い、原子力による事故の歴史、次世代型原子炉のことまで記述されている。原子力について広く、浅く理解ができる。これが始まりという内容だ。2024/01/24
ルーシー
4
核融合炉について知りたくて読み始めました。そもそも原子力とは何か、現行の原子力発電の仕組みと課題、世界の原子炉事故などを概観することができます。原子炉のプールの水が冷却と中性子の減速を兼ねていることや燃料のウランからプルトニウムが生成されることなど初めて知ることばかりでした。エネルギー関連は問題だらけなので、人工太陽ができることを期待しています。2025/02/26
ほなみ
4
友人にもらった一冊。私の好みをよく把握している。 ぶっちゃけ原子力に関してはそこそこ知識があると思っていたが、これだけの基礎本でも半分ぐらいは知らないことでありびっくり。 原子って基本不変だと思ってたらこんなにポンポン変化して驚き。リアル錬金術。改めて勉強してみるとどう考えても原子力は圧倒的未来。もちろんリスクは大きいけれども、研究を進めないことによる負の影響の方が個人的には大きいと思う。 原発稼働と原子力研究は別物だよねと声を大にして言いたい2024/11/13
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