荒れへの不安がにわか指導につながる 新任・若手が身につけるべき生徒指導の考え方と力

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荒れへの不安がにわか指導につながる 新任・若手が身につけるべき生徒指導の考え方と力

  • 著者名:吉田順【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 学事出版(2024/02発売)
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  • ISBN:9784761925635

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内容説明

「荒れ」から立ち直った学校や学級には共通した生徒指導の「考え方」があり、「考え方」が身についていないと「この指導で本当にいいのだろうか」と不安になり、「にわか指導」に頼りがちになる。若手・新任が身につけるべき「考え方」と実践に必要な「力」について解説。
2022年8月に発売した『新装版 荒れへの不安がにわか指導につながる』と同じ収録内容となります


目次
第1章 生徒指導が得意になる八つの「考え方」を身につけよう
第1考 教師は「職人」である
いま学校は当たり前のことが通らず疲弊している
教師は「職人」である
いじめ問題はなぜなくならないか
「職人」である教師はどうやっているか
第2考 「荒れた生徒」ばかり追い回さない
教師が無条件に信頼される時代は終わった
最初に「荒れた生徒」の信頼を得ようと考えない
まじめな生徒と中間的な生徒たちから信頼を得る
本当に「荒れた生徒」には学年として取り組む
信頼される教師になる
第3考 服装・頭髪違反の「根本」にあるもの
「規範意識を育てる」生徒指導の実態
「規律」にはいろいろなレベルがある
「なぜ規律を守らないのか」を考える
「指導の二重構造」が生まれると全体が荒れる
異装や茶髪は一時「棚上げ」にする
第4考 問題を起こす「わけ」を探る
全ての問題行動には「わけ」がある
過去に原因を求めるのは無駄か
日本語は「原因」と「目的」を明確に区別しない
過去にこだわるのは良いこと
どんな「わけ」があるのか
第5考 「壁」をつくり、トラブルを恐れない
「荒れない学校」のために必要な「考え方」
「壁」をつくる
「トラブルは起きてもいい」という「考え方」
どんな問題に対して「壁」をつくるか
「見捨てられていない」という信頼感
第6考 指導の「レベル」を分ける
担任は1日にこんなに指導がある
指導のレベルを分けてみる
システムをつくる
“この指止まれ式”は3人からはじめる
S・D式指導は100%を目指さない
第7考 「不公平感」を抱かせない
子どもは不公平をとても嫌う
生徒がひいき(不公平)と感じると教育活動はうまくいかない
「公平な指導」ってどんな指導?
「なぜ公平ではないのか」を事前に説明
「棚上げ」中であることを伝える
第8考 「小さな失敗」をたくさん経験する
生徒指導は「親方」から学ぶもの
生徒指導はストレスを伴う
個性を生かすとストレスは減る
システムを生かすには3Kが必要
「ほうれんそう」には見返りがあること
「小さな失敗」をたくさん経験する
〈補考〉荒れた子はどのように感じると、立ち直るか


第2章 生徒指導が得意になる八つの「力」を鍛えよう
第1力 子どもと遊ぶ力
第2力 よく観る力
第3力 事実をつかむ力
第4力 「根っこ」に取り組む力
第5力 「まずやってみて、すぐ修正し、またやってみる」力
第6力 宣言したら貫く力
第7力 まず現場に駆けつける力
第8力 叱れる力


第3章 指導の方針と方法をつくってみよう
演習問題1 問題の多い学級の担任になり、困っている
演習問題2 教室がすぐに汚くなるがどうすればいいか
演習問題3 「からかわれる」との訴えがあった
演習問題4 座席をどう決めたらいいか
演習問題5 荒れた生徒が集団化しつつある(上)
演習問題5 荒れた生徒が集団化しつつある(下)
演習問題6 教室を出入りし、授業が落ち着かない
演習問題7 対教師暴力が発生しそうだ

目次

第1章 生徒指導が得意になる八つの「考え方」を身につけよう
第2章 生徒指導が得意になる八つの「力」を鍛えよう
第3章 指導の方針と方法をつくってみよう

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

satochan

0
荒れた生徒に注意が向きがちだが、そうではない生徒に対してどう対処していくか。まじめにやっている子たちまで荒れている生徒にひっぱっていかれるのは、確かに教師がまじめにやっている子に注意を向けていないからだ。どこから改善していくか、どこから対処していくか、一番目につくものからではなく、長期的な展望をもって考えていかなければならないと思った。また教師と子供の距離が近すぎるとどうのこうのと言われることもあるけれど、それによって子供の話が引き出せる教師も必要だと改めて思った。現場を知っているからこそ書ける本だろう。2020/08/02

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