内容説明
「戦争と平和」について深く学ぶために、社会科(地理歴史科・公民科)が果たす役割は極めて大きい。
学校教育において「戦争と平和」をどのように教えていけばよいのか、求められる授業づくりのポイントを示す。
目次
第1章 なぜ「戦争と平和」を社会科で教えることが必要なのか(学校教育における「戦争と平和」へのアプローチ;「戦争と平和」と社会科 ほか)
第2章 社会科において「戦争と平和」はどのように教えられてきたのか(共感的な理解を軸にした授業構成;子どもたちの活動を軸にした授業構成 ほか)
第3章 「戦争と平和」をテーマにした社会科授業づくりのポイント(小学校における授業づくりの視点;中学校・高等学校の地理学習における授業づくりの視点 ほか)
第4章 「戦争と平和」をテーマにしたこれからの社会科授業に必要な3つの新視点(「戦争と平和」を教えることの困難性;「ポスト戦争体験時代」に対応した授業の必要性 ほか)
目次
第1章 なぜ「戦争と平和」を社会科で教えることが必要なのか
第2章 社会科において「戦争と平和」はどのように教えられてきたのか
第3章 「戦争と平和」をテーマにした社会科授業づくりのポイント
第4章 「戦争と平和」をテーマにしたこれからの社会科授業に必要な3つの新視点
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井汲
1
人から紹介されて読む。「戦争」というテーマを社会科教育として扱う意義とは何か。戦争を多面的に認識し、主体的に向き合うために社会科教育としてどのようなアプローチが可能か。戦争=「良くないもの」という価値観の押し付けに陥らず、火垂るの墓の世界から現代の「新しい戦争」へ戦争観を刷新させ、立場が異なれば同じ戦争への見方が異なることを理解させ、どのような状態が「平和」なのかを考えさせる。厄介で忌避したくなるようなテーマに対し、正面から向き合い、社会科として取り得る方法を提示してくれている。2023/11/26
young
0
家庭教育というよりも学校教育がメイン。授業の組み立て方などいろいろと工夫が必要。学校の先生方皆さんがここまで考える余裕があるのだろうか。家庭教育でもっとできること、考えていかないと2025/08/23