新潮新書<br> 教養としてのイギリス貴族入門(新潮新書)

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新潮新書
教養としてのイギリス貴族入門(新潮新書)

  • 著者名:君塚直隆【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 新潮社(2024/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106110344

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内容説明

世界で唯一の貴族院が存続する国、イギリス。隣国から流れる革命の風、戦争による後継者不足、法外な相続税による財産減少――幾度もの危機に瀕しながらなお、大英帝国を支え続ける貴族たちのたくましさはどこから生まれたのか。「持てる者」の知られざる困難と苦悩を辿りながら、千年を超えて受け継がれるノブレス・オブリージュの本質に迫る。イギリス研究の第一人者が明かす、驚くべき生存戦略。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

43
世界で唯一の貴族院が存続する国イギリス。持てる者の知られざる困難と苦悩を辿りながら、千年を超えて受け継がれるノブレス・オブリージュの本質に迫った1冊。イギリス貴族はどのようにして生まれたのか。議会政治の支配者、外交と帝国の中枢、経済の牽引役、地域社会の要、文化の発信者といった歴史の担い手として、著名な公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵家をそれぞれ紹介しながら、隣国から流れる革命の風、戦争による後継者不足、法外な相続税による財産減少といった過酷な状況を現代まで生き延びてきたイギリス貴族の凄みを垣間見る思いでした。2024/04/18

ピオリーヌ

16
2024年の刊。貴族の五つの爵位の(公・候・伯・子・男)紹介がイングランドと大陸諸国との相違も交えて紹介される。伯爵について、イングランドではearl、ヨーロッパ大陸ではcountが使われる。この両者は語源からして異なる。ここで格闘家マイケル・ビスピンを思い出す。イギリス人ビスピンの渾名はthe countであり、先祖が貴族であったことからの渾名だという。ならばビスピンの渾名は本来the earlであるべきでは?と思い調べたところビスピンの父方の祖父がポーランド貴族であり、ポーランド侵攻の際にイギリスに2025/04/08

takaC

15
面白いけど読みにく。2024/05/01

aisu

13
マンガ「エロイカより愛を込めて」を初めて読んだ時、ん?イマドキまだ「伯爵」?とそこに引っかかった。当時はスマホですぐ調べることも出来なくて。うん10年経って再読、スマホで調べたらイマドキまだいる…というか、英国ではガッツリあるのですね、貴族制度。そんなイギリスの今の貴族を、始まりから歴史、現代の様子まで説明してくれる本。人類皆平等の(筈の)現代にこれ程に順列つけていいのかしらと思うほど(余計なお世話ですけど)。エリザベス1世のセシルあたりは興味深かった。2024/12/29

若黎

11
筆頭公爵家ってどこ?最近見かけたウェストミンスター公爵ってそんな公爵家あったっけ?と思ってたので、これを読んで納得。2025/07/27

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