内容説明
ムカゴにシメジに……カックイまで!
どうりで山のいい香りっこがすっと思ってました。
青森県南に座す葵岳。その登山口にあるレストランでは春夏秋冬、様々な事情を抱えるお客様が訪れる。彼らを迎えるのは都会で修業したイケメンオーナー・登磨と、おっちょこちょいで、すっとこどっこいな店員の美玖。彼女の接客は時に奇跡を起こすのだが、美玖自身にもこの山と店の料理にこだわる理由があって……。
青森のご当地食材がじゅわっと染み入る、絶品&感動お料理小説。
『山の上のランチタイム』改題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
72
青森県南部の和久井岳をモデルにした葵岳。その登山口にあるレストランが舞台の小説。主人公の親友の愛情溢れるけど、すごく鋭いツッコミがとてもいい(笑)2024/06/02
荒川叶
16
山のものをふんだんにつかった料理はどれも美味しそう。 主人公の過去は辛いけど、今は沢山の人が見守ってくれてる。これからも山とレストランで様々な出来事を通して幸せになってほしい。2024/03/02
Nao Funasoko
15
所々文章的にしっくりと理解しにくかったり、登場人物がうまい具合に脳内再生されなかったり、極めつけは登磨と瑛太がどっちがどっち??となってしまったりもしたが、わざとらしく伏せられていた疑問が明かされるにつれてようやく読書リズムが整ってきた感じで読了。続巻も引き続き楽しませてもらおう。 蛇足ながら、読み始めてすぐに葵岳をYAMAPで検索するも該当なし。なんだ、想像上の山だったのかと読了後にモデルとなった山を探してみようと思っていたら「あとがき」であっさりモデルとなった山が示されていた。残念。(笑)2024/04/17
陽ちゃん
11
山頂にあるレストランのお話かと思ったら、青森県南にある葵岳の登山口にあるレストランが舞台でした。店のイケメンオーナー登磨にぞっこんの店員美玖ですが、おっちょこちょいでしょっちゅう失敗をしていますが、登磨や彼の甥っ子の瑛太、お客さんたちに助けられながら毎日楽しく過ごしていますが…。葵岳にまつわる辛い過去に向き合って、前向きに進んでいこうとしている美玖にエールを送ります。2024/03/27
coco夏ko10角
9
感想は続巻で2024/05/19
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