東北モノローグ

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東北モノローグ

  • 著者名:いとうせいこう【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 河出書房新社(2024/02発売)
  • 緑が眩しい!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/17)
  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309031699

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内容説明

東日本大震災の癒されえぬ傷痕、そのうえを流れた時間はいったいなにを残したのか。東北のひとびとがいま語ること、その地でこだまする声に耳を澄ます、文学とノンフィクションの臨界点。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

62
著者は、作家・クリエイターとして、活字・映像・音楽・テレビ・舞台等様々な分野で活躍中のいとうせいこう氏。2021年から2024年にかけて、「文藝」あるいは「河北新報」に連載した記事から厳選された「17名の声」を再現しまとめた一冊。辛い体験を語ってくださった皆さん、積み上げられた時間をなるべく正確に遡ろうとしてくださった皆さん、そこから未来を語ろうと心がけてくださった皆さんに深く感謝して最後を締めくくっている。2025/09/08

ベル@bell-zou

29
小学生だった。消防団で。アナウンサーで。新聞記者で。10年以上経ち振り返るあの日からの出来事。時にその言葉は不器用で拙くて。でも伝わる。後悔や辛さと虚しさ。やるせない思い。過去の災害に生かされたこと。次世代に伝えるべき教訓。その語りはこうして残すことの意味を深く考えさせる。あの凍える夜と美しい星空を思い出すにつけ寒く厳しい日々を過ごされているであろう能登へと祈らずにはいられない。あのとき、東北はもうダメかも…と思った私たちの今が、あなたたちの10年後なのです、と。どうか、生きて。生き抜いてください、と。2024/03/09

ケイトKATE

22
福島在住の東日本大震災の被災者の証言をまとめた『福島モノローグ』の続編にあたる『東北モノローグ』は、宮城、岩手の被災者の証言だけでなく、県外から支援に来た人の言葉も集めている。『福島モノローグ』では、当事者ではないと語れない災害の衝撃と回復できない心の傷の深さがが印象に残ったが、『東北モノローグ』は、被災者への支援の試行錯誤と、寄り添うことの難しさが続いているように思った。2026年で東日本大震災から15年が経つが、復興からは程遠いものを感じた。私たちは、様々な形で被災者の言葉に耳を傾けていきたい。2026/03/17

ichi

12
【図書館本】東日本大震災から13年経ったからこそ言える当事者や関わった人たちのノンフィクションエピソード。中でも3・11の時のラジオアナウンサーのエピソードが心に強く残りました。2024/10/20

チェアー

10
それぞれの人の話を聞いて、共通するのは悲しみではない。怒りだ。怒っていないように見える人も、心の隅っこに怒りがあるように思える。 被災地以外の人々への怒り、政府への怒り、原発をコントロールできなかった東京電力への怒り、そして大切な人を救えなかった自分への怒り。忘れた方が楽なのに忘れるわけにはいかない。 歴史の主役はこうした人々だ。 2024/04/08

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