友だちがしんどいがなくなる本

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友だちがしんどいがなくなる本

  • 著者名:石田光規【著】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 講談社(2024/02発売)
  • ゆれるコスモス!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~9/16)
  • ポイント 275pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065340189

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内容説明

「友だちのことは好きだけど、いっしょにいると『しんどい』と感じることがある」
「会話についていくため、作業的に話題のコンテンツを見ている」
「メッセージの返信が遅くならないようにチェックしてしまう」

こんなふうに感じて、苦しくなっている人はいませんか。
じつはその苦しみ、あなただけが抱えているものではなく、いまの世の中の多くの人がもつ悩みです。

友だち関係について「しんどい」と感じるのは、じつはあなた個人の問題ではありません。
じつは、いまの社会が、多くの人に「友だち関係を維持すること」を強いるような構造になっているのです。

気鋭の社会学者が解き明かす、まったくあたらしい「人間関係の教科書」です。

●私がすべての人を「知り合い」とよぶ理由
●かつての社会と現代社会でまったく変わった「友だちの在り方」
●「ずっと友だち」でいなくてもいい
●インターネットとスマートホンが劇的に変えた、私たちのコミュニケーション
●古代の哲学者たちは「友だち」をどう研究したのか
●ゲーム理論から考える、正しい友たちとの付き合い方
●学校でも家庭でもない、ゆるやかな「場」をもつことの重要性
……ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しげ

4
ふと近所の猫集会の光景を思い出しました。当たり前だけど、猫たちはスマホを持っているわけでもないし、LINEグループで「16時から駐車場で開催するので出欠回答お願いします」って連絡を取り合っているわけでもない。行きたいときに、行きたい猫が行き、その場に集まる。我々人間もコスパや損得勘定ではなく「場」が主体のゆるいつながりの機会を増やしていきたいです。ヒト集会。2024/05/10

ゆうぴょん

1
中1になった娘。まだまだ中学での人間関係がいまいちつかめないみたいな感じ。著者曰く「友達」って誰が決めるの?「知り合い」じゃないのかという考え方に目からうろこ。中学生がそこまで割り切れるかは別として。 ただ、今のSNSあり気の中学生にはこの本おすすめだと思う。スマホをおいて読書会に行き自由を感じる話など分かる気がする。狭い世界ではなく広い視野を持ち自分らしさを持ってほしいという著者の思いなのかなとも思う2024/04/29

田中一郎

0
場のつながりのあった昔と違い、拘束がなく、自由度が高いゆえに友情をはぐくみにくい現代の環境。無理ゲーに近い。 2024/07/16

たくさん

0
私は20代にともだちと思っていた人たちに立て続けに裏切られて 友だちという概念を忘れることにして、目的に向かう仲間なら許せる という概念の同質やパートナーシップのみ信じるという生き方を選びました この本では、友達という主観や序列から逃れるために知り合いという定義、 に一回置きなおしてみようよ、人とのつながりに合理性を持ち込むと お互いさまが、どちらかの利益に偏ることもあるしという思考もよくわかる 今の時代の今の子にしっかりした自分を持ってほしいとの作者の願いがわかります #NetGalleyJP 2024/03/06

よし

0
「友だち」ではなく「知り合い」という感覚でと説く著者に驚きましたが、「友だち」という言葉に縛られているなら、それを緩めるためには必要な思考なのかな。人間関係を「リセット」したり、「蛙化」して切り捨ててしまうよりは、人とのつながりの場に身を置いて、冷静な距離を保ちつつ過ごすことができる方がいいのかも。社会の変化のせいで友だちのなりかたが変わっていたり、人間関係がうまき行く理論があるというのが興味深かったです。でも、小中学生向けの本としては、ちょっと割り切り過ぎている感じがしました。#NetGalleyJP2024/02/29

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