内容説明
村上さんが愛してやまないジャズ・レコードについて語る極上のエッセイ
「僕の大好きなジャズ・レコード188枚のことを書きました」
チャーリー・パーカー、カウント・ベイシー、ビリー・ホリデイ、スタン・ゲッツ……ジャズの黄金時代に数多くのジャケット・デザインを手がけた伝説的アーティスト、デヴィッド・ストーン・マーティン。彼がデザインしたレコードを敬愛し蒐集してきた村上さんが、所有する盤すべてをオールカラーで紹介。
手にとって見ているだけで素敵な音楽が聞こえてくる、極上のジャズ・エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
206
ジャズレコード、しかもデヴィッド·ストーン·マーティンがデザインしたジャケットという、とてもニッチな世界。村上さんによるコレクションと、ジャズ愛·DSM愛溢れるコメントが心地よい。ロートレックっぽい、哀愁とコミカルさを併せ持つ作品が素敵です。デジタル化する以前の方が音楽を大切に味わっていたような気もします。やはりスウィングがなければ意味はない。2024/03/24
starbro
193
私はハルキストでも村上主義者でもありませんが、村上春樹の新作をコンスタントに読んでいます。本書でレコードジャケット・デザイナー、デヴィッド・ストーン・マーティンを初めて知りました。著者がコレクションをしているだけあって味わい深いイラスト&デザインです♪ https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841639180992024/03/30
kinkin
96
図書館の新刊コーナーを見ていたらとてもきれいな表紙の本があった。スウィング・ジャズからビ・バップ時代にかけて活躍したデザイナーによるレコード_ジャケットを村上春樹氏がミュージシャンが紹介している。彼のアルバムは達者な筆使いで描かれたイラストレーションだ。ビ・バップ時代はあまり聞かないが、スタン・ゲッツ。オスカー・ピーターソン、ビリー・ホリディの絵はとても素晴らしい。よく聞くブルー・ノートの一部のカバーにアンディ・ウォーホールの絵が使われている。たしかジョンー・グリフィンやケニー・バレルだったと思う。 2024/04/22
R
54
JAZZレコードのジャケットデザイナーの仕事について語った本でもあるのだが、大半はJAZZレコード紹介というか、評論といっても過言ではない好きなことを好きなだけ語った本だった。素養がないので、誰のどれがというのはさっぱりわからなかったのだが、ライブをそのままレコーディングしているものが多く紹介されていて、その時々の良さと、さして聞くところもないと言いつつも集めてしまっているところが、なんというかマニア語りの極致といった感じで面白かった。2024/05/03
優希
48
数々の素晴らしいデザインに魅せられました。ジャズは殆ど知らないですが、興味を持ちました。村上さんのジャズ好きが伝わってきます。今度ゆっくりジャズを探して聴いてみようかな。2024/03/11
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