内容説明
一九七二年,茨城県東海村から忽然と消えた男.捜査に訪れた刑事は「北に持っていかれたな」と言った.男は日本の原子力開発の拠点,動燃のプルトニウム製造係長だった.四〇年後,突如警察の北朝鮮拉致関係リストにその名が載る.謎に包まれた失踪の経緯,不可解な捜査過程,核科学者はどこに消えたのか?
目次
はじめに――北朝鮮はなぜ日本人を拉致したのか
第1章 「北に持っていかれたな」――「アトム会」からの依頼
第2章 誰も竹村を「知らない」
第3章 東海村の「プルトニウム四天王」
第4章 動燃の闇――監視,隠蔽,怪死
第5章 岸から安倍へ受け継がれた核オプション
第6章 朝鮮戦争――金日成が恐れた原爆
第7章 知られざる核技術者たちの失踪
第8章 「そんな人物はおりません」――「転職」の行方
おわりに――封印された拉致疑惑
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
どら猫さとっち
10
1972年、忽然と姿を消した核科学者。何故彼は失踪しなければならなかったのか。その裏には、北朝鮮の核開発と拉致問題があった。そして自民党も絡んでいる。岸信介から安部晋三政権で、この核科学者も翻弄されることに。そして朝鮮戦争。彼の存在さえかき消される、日本の闇の歴史も丹念に調査、執筆したドキュメント。著者はデモクラシータイムスのTansaの番組でお馴染み。Tansaの活動も興味深い。2025/01/08
takao
3
ふむ2024/06/16
あまたあるほし
0
結局、よくわからない…2024/01/24




