- ホーム
- > 電子書籍
- > 趣味・生活(教育/子育て)
内容説明
「成功させようとする」子育ては、ストレスが高い子が生まれ、幸福感も年収も低くなる。
「幸せな子に育てれば、おのずと成功する」――AI時代に活躍できる子どもの育て方。
「成功するから幸せではなく」「幸せな子が成功する」というエビデンスをもとに、これからの時代、幸せな「世界に通用する子ども」になる道がわかるでしょう。
●親が圧力を感じていると子どもに影響する
●人とのつながりがウェルビーイングを高める
…など、科学的に検証された子育てスキルは、つらい子育てを確実に楽にしてくれます。
「子育ての道具箱」になるように、たくさんのツールが詰め込まれている本書をぜひ手にとってみてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
38
人には、厳しい状況を乗り越えて生存率を高めるために、状況の変化に適応するすばらしい能力が備わっている。この適応力というのは、状況がよくなるときにも表れる。大きな家に住むとそれが普通になり、もっと大きな家に住みたくなる。大型テレビを買っても、もっと大きいのが欲しくなるのだ。だから、ドーパミン的満足感では幸せが得られないため、他人と比較しなくても、そのものやそのこと自体が幸せを与えてくれる「非地位財」を増やすセロトニン的満足が必要になる。2021/11/04
たまきら
30
自分を肯定できる力。これこそ一番身近な親がぜひ育ててあげたい、と再確認。英語教育や英才教育を期待されている方には肩すかしかもしれませんが、自分的には再発見はないけれど再確認ができる良い本でした。子育てはエラー&トライ。結婚生活もそうですが、自分とは違う個性の存在と共存し、育て上げる責任をまじめすぎるほど受けとめてしまう人にはお勧めしたいです。2019/08/17
み
7
支援的な関わり方によって、子供はしなやかマインドセット(才能ではなく、努力によって結果が出せる)をもち、自己決定を行い、幸せに育っていく。ついつい管理したり統制したりするような子育てをしがちだが、人は生き物であり、思い通りには動かない。その子が幸せに生きられるように、支援をし、自律を促すことが大切。2020/11/16
えぬ
4
ポジティブ心理学を子育てに応用していくには? 実際それができるとどうなるの?など しっかりと理解したくて何度か読んでみようと思う2019/12/21
Rico
3
ニューヨークでポジティブ心理学を学び、心理教育アカデミーを設立された松村亜里さんの著書。ポジティブ心理学を組織マネジメントに使う、というのは聞いたことがあったが、子育てに使うというのは新しい研究分野らしい。時代背景も踏まえて、なぜ今の子育ては3.0の内発的動機づけを育てていく必要があるか、またその実践が日頃の声掛けや関わり方で実現でき、何より親がしあわせになろうというまさにポジティブ且つ実践的な内容。私も迎合型の親から民主的、子どもの自己肯定感を高められる親になりたい。2021/10/01