岩波新書<br> 同性婚と司法

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岩波新書
同性婚と司法

  • 著者名:千葉勝美
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • 岩波書店(2024/02発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784004320081

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内容説明

元最高裁判事の千葉勝美が,同性婚を認めない現行法の憲法適合性を論じる.同性婚を認めない制度を合憲とするのが現在の判例である.しかし,昨今国内で係属している裁判の一部で,憲法への抵触を宣言するものが出てきている.憲法をどのように解釈すれば同性婚を実現できるのか.同性愛者の尊厳に向き合う,全国民注目の一冊.

目次

はじめに――同性婚問題との出会い
第一章 日本における多様性,LGBTQ問題のいま
 1 日本における同性愛・同性婚の歴史
 2 LGBTQ問題の国内外の現状
 3 同性婚の本質と個人の尊厳
第二章 日本の五つの同性婚裁判
 1 法律が憲法に違反するということの意味
 2 ばらばらな五つの地裁の憲法判断
 3 平等原則違反とした札幌地裁
 4 全面的に合憲と判断した大阪地裁
 5 違憲状態だが違憲ではないとした東京地裁
 6 憲法二四条二項,一四条一項違反を認めた名古屋地裁
 7 違憲状態だが違憲ではないとした福岡地裁
 8 憲法二四条の壁を乗り越える
第三章 米国の積極的司法とその背景
 1 米国連邦最高裁の同性婚認容判決(ヒント①)
 2 積極的司法を後押ししたもの
 3 米国の平等主義革命――米国最高裁のリベラリズム(ヒント②)
 《コラム》ドレッド・スコット事件
 4 米国の積極的司法から学ぶもの
第四章 日本の積極的司法の先例とその背景
 1 定数訴訟(一票の較差訴訟)(ヒント③)
 2 嫡出でない子法定相続分訴訟(ヒント④)
第五章 同性婚を認めるための二つの憲法解釈の提案
 1 提案その一 同性婚も憲法二四条の婚姻に含まれる
 2 登録パートナーシップ制度のゴールは同性婚か
 3 提案その二 憲法二四条二項の「類推適用」
 おわりに
  注
  あとがき

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