講談社+α新書<br> やわらか頭「江戸脳」をつくる和算ドリル

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講談社+α新書
やわらか頭「江戸脳」をつくる和算ドリル

  • 著者名:高橋誠【著】/金谷俊秀【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2024/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062723725

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内容説明

小・中学レベルの問題で脳力トレーニング!
表面的な数字に惑わされない思考力をつける! さらに、時代劇ファンの副読本に/数学パズル愛好者に/中学受験生のお父さん、お母さんに!

第1章では、現在も使われているものさしや枡といった身近なモノから、江戸時代の人々の信じていた「数と量の世界」を、世界の文明史の中にかいま見ます。顕微鏡を覗いていたら、いつのまにか望遠鏡に変わっていたという野心的な試み(のはず)です。第2章では、和算遊戯やパズルに挑戦します。現在も私立中学受験で出題されている「○○算」からスパイもどきの暗号パズルまで。江戸時代の人々もこういう「頭の体操」を楽しんだのです。第3章では、『塵劫記(じんこうき)』に載ったお金や米の計算問題を通して江戸市井の生活を感じてみましょう。人々の頭の皺や心の襞に入っていくとともに、「脳を鍛えるドリル」になるでしょう。それでは、ズーム・イン・江戸時代!

●「植木算」は和算ではない?
●江戸の時間と「旅人算」の真実
●太閤検地と「円周率3.16」
●大数学者ガウスご自慢の「俵杉算」
●二進法で規則的に咲く「目付桜」
●古(いにしえ)の絶世の美女が挑戦「小町算」
●雅(みやび)な香りの組み合わせ「源氏香」
●江戸の常識「九六の百」とは?
●おそろしき利息計算
●長崎の海外オークション計算

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

更紗蝦

10
出版が2006年なので、おそらくは「脳トレ」のヒットにあやかろうという意図の元に企画された本なのではないかと思われますが、個人的には、パズル要素は入れずに、吉田光由の『塵劫記』の紹介に特化してほしかったです。この本自体には歴史修正主義的思想は見られませんが、まえがきに「江戸のエートス」なんていう単語が出てくるあたり、(著者の意図はどうあれ)のちの「江戸しぐさブーム」を後押しする形になってしまっており、少々残念です。2016/04/11

takao

3
ふむ2024/01/22

ささ

0
昔の人はよくもまあこんなこと考えましたわ。2013/05/25

たくのみ

0
インド式がすごいとか、二桁の九九がとか、いえいえ和算があるじゃないですか。「やさしい」問題選んであるはずなのに単位の問題、小数点ない、結構きつい。植木算は和算にはなかった、とか塵劫記のミスの指摘とかいろいろ面白かった。2012/07/21

とらん

0
和算ドリルの部分は脳が空回りして眺めるだけだったんで読破はしてない(^-^;)和算の歴史がおもしろかった。たまたま一緒に冲方丁氏の天地明察を借りきてて、話の背景がすっと頭に入ってきて助かってるわ~♪天地明察を読み終わったらもう1回読んでみようかなって思ってる。2012/06/17

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