講談社+α新書<br> 国民は知らない「食料危機」と「財務省」の不適切な関係

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講談社+α新書
国民は知らない「食料危機」と「財務省」の不適切な関係

  • 著者名:鈴木宣弘【著】/森永卓郎【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 講談社(2024/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065348246

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内容説明

世界のどこかで有事が起きれば最初に飢えるのは日本、そして東京、大阪が壊滅する。気骨の農業学者と経済学者がこの国の危機を撃つ!

アメリカの日本支配に加担する財務省、そしてその矛盾は「知ってはいけない農政の闇」となって私たちの生活を直撃する!

(目次より抜粋)
第一章 世界経済はあと数年で崩壊する/世界のどこかで核戦争が起きれば日本人は飢え死に/「一億総農民」になれば飢えない/農地を買えなくしてしまった農水省/ビル・ゲイツの「デジタル農業」で東京がスラム化/資本主義は人間の命を大事にしない/「虫が食わないキャベツ」は逆に危険/一番インフレに強いのは米/富裕層は庶民の一万倍も環境を汚染している/地球環境はあと五年で壊れる/「五公五民」の時代がやってきた 
  
第二章 絶対に知ってはいけない「農政の闇」
財務省という「カルト教団」の怖さ/農業政策はお友達企業に牛耳られている/「エブリシング・バブル」は崩壊する/
「バカ高い不動産」は買うべきではない/「キラキラした都会人」が真っ先に飢え死にする/もともと増税反対の岸田首相が寝返った理由/米食中心に戻せば食料自給率が劇的に改善 
  
第三章 アメリカの「日本搾取」に加担する財務省
「米を食うとバカになる」と洗脳された/少子化対策は高所得世帯を助けているだけ/貧困と格差をなくすための「ガンディーの原理」/中国はツケを世界に回そうとしている/都合のいい日本人/アメリカは有事に援助してくれない/漁業の衰退が尖閣問題を招いた/遺伝子組み換え作物を一番食べているのは日本人/二酸化炭素以上に危険な「窒素・リン濃度」 
  
第四章 最後に生き残るためにすべきこと  鈴木宣弘
インドの輸出規制が与えたインパクト/最初に飢えるのは東京と大阪/酪農家を追い込む「七重苦」/「牛乳不足」と「牛乳余り」を繰り返す理由/「鶏卵不足」に「米不足」が追い打ち/農業を潰し国民を飢えさせる「ザイム真理教」/台湾有事になれば日本人の九割が餓死する/本当は恐ろしい「コオロギ食」/地方で続々と誕生する「生産」と「消費」の新たなシステム

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こも 零細企業営業

23
ザイム真理教を出版した森永氏と食糧危機が来ると警告を発している鈴木氏の対談本。日本は農業を軽視しているせいで、食糧自給率が最低となっている。大規模農業よりもマイクロ農業の方が、、30畳の畑って結構広いよな?庭を畑にか、、それも良いかもな。2024/04/23

阿部義彦

16
この本中々手に入りにくくて、どこの書店でも置いてないんですよ!昔の記憶で確か丸善には20冊位あった筈なのを思い出して、行ってみたら正に棚に最後の一冊だけ残ってて、ようやく手に入れました。まさか裏で変な圧力でもかけられてるのかな?と疑っちゃいました。何せ命懸けの抵抗をしている森本卓郎さん案件なので。本人は売れすぎて品薄状態なだけだと言ってましたが。コロナ禍で「牛乳余り」が起きたら「牛を処分したら補助金を出す」という酷い政策、やれ昆虫食だの私から見ても今の酪農業政策は狂ってると思ったら裏には財務省が絡んでた。2024/03/08

はる

3
現場を知らない財務省の人々が、日本の農家をいじめて、日本の農業を、食料問題を、ダメな方向へ導いているということがよくわかりました。机の上で勉強ばっかりしている人達が最終的な権限を持ってやっているんだからダメなんだろうけど、、、日本、大丈夫だろうか?2024/04/28

Shoichi Nemoto

1
自給自足は有吉佐和子さんの複合汚染を読んで中学生の時考えた。森永さんの本読んで農業しなきゃと思っている。森永さん長く生きてください。2024/04/01

お母さん

1
「マイクロ農業」なんて現実的じゃないよなぁ、なんて思いながら読み始めましたが、国民一人一人がよく考えて、知ろうとしていかなければいけない問題が山積みだなと。見て見ぬふりをしていることは良くないけれど、日々の生活の中ではそんなこと気にしてられないというのも事実。私は国産のものを食べ続けたいので、せめて自分が買うものについてはしっかり考えようと改めて思いました。2024/03/13

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