双葉文庫<br> テロリストの家

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双葉文庫
テロリストの家

  • 著者名:中山七里【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 特価 ¥429(本体¥390)
  • 双葉社(2024/02発売)
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  • ISBN:9784575527254

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内容説明

平和惚けした日本人を震撼させるテロ事件が勃発。中東の過激派組織「イスラム国」の極秘捜査をしていた公安部のエリート刑事・幣原は、突然上司から自宅待機を言い渡される。テロリストに志願したとして逮捕された青年は、なんと同じ家で暮らす息子の秀樹だった。妻や娘からは仕事のために息子を売ったと疑われ、警察や世間からは身内に犯罪者を出したと非難される。マスコミが家族に群がり、心身共に追いつめられる中、さらなる悲劇が――。衝撃的な結末に打ちのめされる、傑作社会派ミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ふじさん

100
「公安刑事の息子がテロリスト志願者」というフレーズに惹かれ、久しぶりに中山千里の本を読んだ。テロ事件が勃発する中で、公安部のエリート刑事・幣原は、ある日突然テロリストに志願したとして息子の秀樹が逮捕される。妻や娘からは仕事にために息子を売った疑われ、警察や世間からは息子が犯罪者ということで非難され、心身共に追い詰められる中で、息子が殺害される。犯人捜しのミステリーではあるが、家族の在り方、夫婦愛や兄弟愛等がきめ細かく描かれており、いつもとは違う味わいのある作品、最後のおちはいつもながら、さすがだ。2025/02/27

ケイ

84
途中からの家族のあり方が無茶苦茶。辻褄の合う、納得できる結末がこんな後にありあるのだろうか。中山さんがいくらなんでもこんな無茶な人物造形しないだろうと心の中で突っ込んでいたところ、果たして–。そしてタイトルの意味もはっきりしてみれば、やっぱり読んで良かったと思う。2024/08/07

のり

77
公安エリートの父。その息子がテロリスト志願者として逮捕される。職場でも家庭も一変してしまう。テロリストを追ってきた身として、同じ家に住む息子の現状を把握しきれなかった。擁護すれば、世の父親なんてそんなものだろうと思う。世間の非難の目と押しかけるマスコミ。そんな中、悲劇の追い打ちが待っていた。公安マンと父親の立場で揺れ動く。家庭崩壊寸前での衝撃の事実。一生、後悔の念が残るだろうなぁ~。2024/08/09

HANA

63
主人公の家族との関係にマスコミの悪意、SNSのバッシングとある意味著者らしい嫌さが満載の一冊。著者十八番の現実でもあった事件を下敷きにしているが、現実世界ではあったなあそんな話というレベルだったのが、作中世界では日本を揺るがす大騒動に発展しているのも特徴。突然家族が当事者となったという点は、円地文子の『食卓のない家』を連想させられたが、向こうが主人公の内面に焦点を絞っていた故感じさせられた物足りなさが、こちらは社会の反応と悪意を存分に書き出しているため感じられなかった。そう言うのを好む自分も悪趣味だけど。2025/09/16

ワレモコウ

55
公安のエリート刑事の幣原。息子の秀樹がイスラムのテロ志願兵に応募していて逮捕される。 幣原は職場での立場を失い、妻と娘も巻き込まれていく。公安として父として、板挟みに苦しむ幣原がリアルに描かれる。釈放された秀樹が夜中に家を抜け出したが、遺体で発見される。幣原は覚悟を決め、息子を殺した犯人を自ら見つけ出す。そして、ラストに真実が一つ…中山ワールドでした。マスコミや世間が、容赦なく攻め立てるさまは、現実にも起こっているのだろう。ゾッとするほどリアルだった。2025/07/19

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