新しい戦争の時代の戦略的思考

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新しい戦争の時代の戦略的思考

  • 著者名:奥山真司【著者】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 飛鳥新社(2024/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784864109758

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内容説明

すでに戦時に突入してしまった世界で生きのびるための新常識。
トランプ再選、中東での戦争拡大と台湾新政権にともなう緊張激化。
中国とロシア、北朝鮮に大きなチャンスが訪れる中、日本はどうすればよいか。
いま待望される国際政治のリアリズムに基づいた、日本人向けの最新解説!
最悪の事態に対処できるようになるために最低限知っておくべき、世界を動かす論理。
最近の国際ニュースを題材に、アクションとリアクションの逆説的論理、戦争の三位一体、シーパワー優位の継続、抑止破綻、大国の恐怖、三大戦略地域、攻撃の限界 点、セオリーによるモデル化・ウォーゲームの重要性など、国際社会では常識なのに日本ではなかなか教わらない戦略論の基本概念をわかりやすく紹介する、画期的な入 門書!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TS10

7
著者がネットメディア「SAKISIRU」に連載した近年の国際情勢に関する記事を編集した本。全体的に海外での議論の紹介に終始しているため、著者自身の意見はあまり出てこないが、著者の専門とする地政学については鋭い洞察が目立つ。ロシアによるウクライナ南部の黒海沿岸の占領が穀物輸出を阻害し、重大な地政学リスクをもたらしていること、アメリカのアフガニスタン撤退により中国が内陸の秩序維持により大きなコストを割くことを迫られること、韓国が領有する白翎島のリスク等、地政学的な視点から近年の国際情勢を概観することができた。2024/02/25

トロ05

1
世界情勢を覇権維持で見た場合、その脅威とならないテロはまず脇に置く。戦後アメリカが構築した世界秩序に挑戦しているのがロシア・中国・イランは、周辺諸国から崩そうとする。中国に対して日本を含むアジア諸国が連携すれば、中国の戦力を分散できる。また平和が次の戦争までの小康状態だとすると、日本も軍事力を備えなければならない。短期想定で始まった軍事衝突は、多々長期化する。またその時の自国民を救出する手立が日本にはない。拠ってイデオロギー抜きで日本は戦略を検討すべきだと危機を示していた。2024/04/27

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