映画技術入門

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映画技術入門

  • ISBN:9784991034848

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内容説明

リュミエールからクリストファー・ノーランまで 技術で読み解く120年の映画史

映画の歴史を支えてきた様々な技術を、関連する700作品とともに[漫画] + [図解]で紹介していく、まったく新しい映画ガイド。
IMAX、テクニカラー、シネマスコープ、70mm、ドルビーデジタル、パナビジョン、5.1ch、DCP、銀残し、スーパー35、4Kデジタルリマスターなど、各時代の技術によって変わっていった映画の姿を、名画座で働く主人公が映写室や現像所を舞台に学んでいく。

【著者】
高良和秀
1976年生まれ。イースト・プレスで10年書籍の編集に携わった後、2018年に明幸堂を設立。主な担当書籍に『映画術 その演出はなぜ心をつかむのか』(塩田明彦著 イースト・プレス)、『核兵器』『弾道弾<兵器の科学1>』(いずれも明幸堂)などがある。

ゆめの
漫画家・イラストレーター。著書に『ゆめののひび』(集英社)、『心を病んだ父、神さまを信じる母』(イースト・プレス)がある。

目次

前書き
第1回映写機と35㎜フィルム
第2回サイレントからトーキー、そしてカラーへ
第3回フィルム上映とデジタル上映
第4回70㎜フィルム
第5回ナイトレートフィルム
第6回現像とプリント
第7回4Kデジタルリマスター
第8回テクニカラープリントの時代/1954~1974年の作品
第9回音響の歴史
第10回デジタル撮影とフィルム撮影
第11回映画館

アカデミー科学技術賞(功労賞)の歴史
後書き
主な参考文献・索引・出典

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

63
映画のフィルムについてや、上映の仕方や、音響や、デジタルについて、等、映画の技術的な面を漫画や図解を使いながら分かりやすく解説してくれる。長年映画を観てきたが、知らなかったことが多い。サイズだけでもこんなにあったなんて。しかも、作家ごとに具体的な作品を上げながらそのこだわりポイントも説明している。読みながら、小さな劇場でフィルム上映の映画を観たくなってくる。2024/08/11

Akito Yoshiue

11
とてもわかりやすくて勉強になるし、挙げられている映画を観たくなる。漫画部分も秀逸。2024/04/06

さっとん

2
70mm フィルム上映『2001年宇宙の旅』を見てみたい。本当に見てみたい2024/08/22

hidehi

1
映画は映画館で見るけど、画面のサイズにあれだけのバリエーションがあるのは知らなかった(-_-;) 音響や色彩についても知らなかったことばかりだったが、これ、映画を見る上での基本知識ですよね。わかりやすくまとまっていてとてもよいです。2024/05/02

satoshi

1
映画の知識として「何となく」知っていはいながら、具体的にどういうことなのか全く分かっていないことに対し、膨大な情報を整理し、教えてくれる良書。漫画の図解付きなので読みやすい。2024/04/22

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