はたらくみんなのニューロダイバーシティ - 対話からはじまる「発達特性」あふれる組織改革論

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はたらくみんなのニューロダイバーシティ - 対話からはじまる「発達特性」あふれる組織改革論

  • 著者名:志岐靖彦
  • 価格 ¥2,673(本体¥2,430)
  • 金剛出版(2024/02発売)
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  • ISBN:9784772420174

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内容説明

一人ひとりの脳や神経の違いを尊重し活かすニューロダイバーシティという概念は、組織や職場にこそ必要なものだ。
本書では、組織で出会うさまざまな人たちの特性、基本的なメンタルヘルスに関する知識や、オープンダイアローグという対話の手法を使った具体的なアイディアなど、組織がうまく機能するためのヒントが多くちりばめられている。
特性で苦労する人だけではなく、一緒にはたらくみんなでみんなのダイバーシティについて考え、組織全体のパフォーマンスを上げるためのバイブル。

目次

第1章 ニューロダイバーシティを理解する
1-1 ハッタツと他の障がいとの違い
1-1-1 ニューロダイバーシティ=発達障がいではない
1-1-2 ハッタツは定型発達者の中にもいる
1-2 発達特性とは何か?
1-2-1 発達障がいは病気ではない
1-2-2 発達特性の多様性
1-2-3 発達特性は誰にでもある
1-3 同調圧力とメンタルヘルス
1-3-1 同調圧力が引き起こすメンタル疾患
1-3-2 NOが言える安心で安全な職場
1-4 ハッタツのライフステージ
1-4-1 ありのままの自分を自己受容
1-4-2 諦めたから手に入るもの

第2章 職場にあふれるニューロダイバーシティ
2-1 ハッタツ×職場
2-1-1 20人に一人が発達障がい
2-1-2 マジョリティかマイノリティか
2-2 さまざまな特性って何?
2-2-1 完全無欠の人はいない
2-2-2 特性をポジティブに捉える
2-3 生きづらさの自己受容
2-3-1 ありのままの自分を受け入れる
2-3-2 生きづらさの正体
2-4 社会的環境要因と価値観
2-4-1 ヒエラルキーな社会構造
2-4-2 一人ひとりの価値観を理解する

第3章 職場のハッタツ・トラブル
3-1 発達「特性」が「障がい」になるとき
3-1-1 「普通」「当たり前」「常識」の押しつけ
3-1-2 五感のダイバーシティ
3-1-3 指導やアドバイスのはらむリスク
3-1-4 職場のトラブルと発達特性
3-1-5 自覚のない発達特性
3-2 ハッタツ・トラブルが起こらないために
3-2-1 マルチタスクを求めない
3-2-2 ダイバーシティと好相性のジョブ型雇用

第4章 職場に対話を導入する
4-1 オープンダイアローグとは
4-1-1 自助会という生の声が聞ける場所
4-1-2 オープンダイアローグ―対話の効果
4-2 職場におけるオープンダイアローグの実践
4-2-1 相互理解は対等な関係から
4-2-2 決定権は実行者本人

第5章 相互理解へのアプローチ
5-1 これから,はたらくあなたに
5-1-1 MustではなくWant
5-1-2 採用も相互理解の場
5-2 いま,はたらいているあなたに
5-2-1 自分で決めた目標
5-2-2 人間関係の悩みは尽きない
5-3 管理職をしているあなたに
5-3-1 効果的な情報共有は相互理解から
5-3-2 目指せ! 部下を管理しすぎない管理職
5-4 ハラスメント
5-4-1 法的な視点からみるハラスメント
5-4-2 ハラスメントに関わる人の声を集める
5-4-3 オープンダイアローグは手軽な組織改革
5-5 本当に必要な配慮とは
5-5-1 インクルーシブ社会は全人類のため
5-5-2 本当に必要な配慮を知るための対話
5-5-3 平等ではなく公平の視点
5-6 関与者であり続ける
5-6-1 加害者と被害者,そして傍観者