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内容説明
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2008年に初版が刊行され、マクロ経済学の中級テキストとして定評ある『標準マクロ経済学』が、7年ぶりに改訂されました。近年のマクロ経済理論の進化をも取り込みつつ、本書をテキストとして採用された先生方からの声を踏まえて、以下の5つの工夫をしています。
【1】序章を除くすべての章は、5つの節、5つの「本章のまとめ」、5つの演習問題で統一して学びやすくしています.
【2】5つの演習問題はすべて本文と関係があります。本文では「演習問題2参照」のように、どの演習問題と関係する箇所であるかを示しています。演習問題の正解と詳細な解説を、東洋経済新報社の書籍ウェブサイトに掲載しています。
【3】数式の説明を毎回、一般形と具体例の2段階で行っています。たとえば1変数関数の場合であれば、一般形はy=f(x)、具体例はy=ax+b のようになります。慣れない人は先にわかりやすい具体例で理解し、次に一般形に進んでください。具体例だけを用いた学習も可能です。
【4】マクロ経済学の「理論」や「モデル」を説明する際に用いる数学を巻末の「数学付録」に10種類の公式としてまとめています。公式のほとんどは高校のときに習ったものです。何度も公式を用いることにより、マクロ経済学で数学がどのように利用されているかを実感してください。東洋経済新報社の書籍ウェブサイトには、具体例をつけた詳しい「数学付録」も掲載しています。
【5】マクロ経済学に親しみをもっていただくためのコラム「Coffee Break」を、序章を含むすべての章末に付けています。
目次
序章 マクロ経済学を学ぶ
第1部 マクロ経済学のための基礎知識
第1章 財市場の均衡
第2章 マネーサプライ,マクロ経済モデル
第2部 短期のマクロ経済学
第3章 IS曲線
第4章 LM曲線
第5章 IS-LMモデル
第6章 マンデル=フレミング・モデル
第3部 中期のマクロ経済学
第7章 AD-ASモデル
第8章 インフレーションと失業
第4部 長期のマクロ経済学
第9章 新古典派理論の基礎
第10章 ソロー・モデル
第11章 新古典派理論の応用
さらに学習するための文献案内
数学付録