ディスカヴァーebook選書 世界の不動産の話：近過去 （改題)外資のプレイヤーに会う時に読む本

著者名：坪田清【著】

ディスカヴァー・トゥエンティワン（2024/02発売）

• ISBN：9784286200767

内容説明

世界の不動産ビジネスはある時は穏やかに、ある時はきつく連繋している。箪者はこれを「グローバル不動産経済」と呼んでいるのだが、この全体像を説明することは容易ではない。生き物の仕組みの説明と似た多数の錯綜した出来事の総合体、それが「グローバル不動産経済」なのである。
本書ではこれらの「多数の錯綜した事象」の中の主要なものをおおまかに時期別に分けて、かつトビック別に取り上げ、何が起こったのかを報告するものである（まえがきより）。
（※本書は1998-11-03に展望社より発売された書籍を電子化したものです。）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[wiki]

不動産に関する世界のニュースの2014〜2016年におけるトピックス本。せっかく日本ではなかなか見られない不動産専門分野のグローバルな視点を提供する試みであるのに、中身が全然整理されておらず、同じ事を別の章で同じように説明する事、誤字脱字も気になる事、著者の蛇足が本当の蛇足で主題に何の関連性もない事など、自費出版で書籍を出すとこうなるのだなと、編集力も何もない弱小出版社を元に出すことの残念さをひた噛み締めるような本だった。著者よ。もっと真剣に書き、自分の目線も遠慮せずんばもっと面白い本が書けたであろうに。

2020/05/29