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内容説明
「働けなくなったら」「お金が無くなったら」「親の介護が必要になったら」……。「これから先」を考えると押し寄せる不安。頼る人がいなければ、最悪しぬしかないのか? そして自らの死後、大切なペットは? スマホやサブスクの解約は? この先が不安で仕方ないアラフィフが各界の専門家に取材。社会保障を使いこなすコツや各種困りごとの相談先など、人生の荒波の中で「死なない」ための無敵のサバイバル術を一冊に。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
53
こう言う本があると少し安心する。特に自身が孤独死した時の後始末の仕方が書いてあったのは非常にありがたい。これでいつでも死ねる準備が出来る。そして福祉は本当にあるなら教えてくれよ。何のために税金を払ってるのかわからなくなる。広告をしてるのだろうが全く届いて来ないのが恐ろしい。こっちの地域に合わせた物を自身で作ってみよう。2024/09/18
こばまり
45
そんなに細分化されていなくてもいいのにと思う程さまざまな名称の支援制度や機関があるのに、なかなか辿り着けないのが日本だ。このような解説本が大手からどんどん世に出て、SNS等での情報共有も進んで知見を広げ国民なめんなよと言いたいと、つい好戦的になりました。2025/01/19
marumo
31
生活困窮、病気、介護、孤独死などなど。万が一の深刻に困った際の役立ち情報が満載でした。借りた本だけどお守り代わりに手元に置こうかしら…。1人暮らししてる子どもたちにも送ろうかと本気で考えてます。2024/03/09
kum
27
自らも不安だったという著者が専門家に取材して書き上げたという、人生の荒波の中で「死なない」ための知識が満載。ひとりでもひとりじゃなくても、何があるかわからない時代。年収1000万、貯蓄が2000万もあったのに、介護離職でホームレスになった人もいると聞いて震える。いざという時に役所に行ったとしても情報がワンストップで手に入るわけではない。絶望するような状況にあっても、知識として持っていることで救われることはたくさんあるのだということがよくわかった。2024/04/27
Mc6ρ助
23
『治療中、経済的な負担が原因であきらめたことがあるか」との問いには、17%が「ある」と回答。・・このようなことは「経済毒性」と呼ばれ、近年、専門家の間で注目されているらしい。 治療に十分なお金を持っている人とそうでない人の間に、生存期間の違いや症状・QOLの違いがでることだ。・・「患者の経済的負担を理由に治療や検査を患者に拒否される」などした経験のある医師は95%にものぼったという。(p187)』コロナ禍で露呈した国民皆保険のぜい弱性、補正の動きがない。これは裏金な人々以外のための生き残りマニュアル。2024/05/03