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内容説明
「働けなくなったら」「お金が無くなったら」「親の介護が必要になったら」……。「これから先」を考えると押し寄せる不安。頼る人がいなければ、最悪しぬしかないのか? そして自らの死後、大切なペットは? スマホやサブスクの解約は? この先が不安で仕方ないアラフィフが各界の専門家に取材。社会保障を使いこなすコツや各種困りごとの相談先など、人生の荒波の中で「死なない」ための無敵のサバイバル術を一冊に。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
marumo
29
生活困窮、病気、介護、孤独死などなど。万が一の深刻に困った際の役立ち情報が満載でした。借りた本だけどお守り代わりに手元に置こうかしら…。1人暮らししてる子どもたちにも送ろうかと本気で考えてます。2024/03/09
kitten
12
図書館本。ショッキングなタイトルではあるけれども、生き延びるためのライフハック。日本の社会保障制度はかなり充実しており、いろいろな局面に対応できることが多いけど、それを知らないとそもそも制度までたどり着けなかったりする。若い子に覚えておいてもらいたいのは、「いざとなれば生活保護」だな。それで、「最低限度の社会的生活」は保障されてるから。老後2000万円問題とかもあったけど、お金がなくなったら生活保護に切り替えれば生きることはできるよ。医療費も無料になるしね。2024/04/21
もさち
9
図書館で借りてまだ読んでる途中ですが、お役立ち情報がコンパクトに圧縮されてます! 明日をも知れぬ日本と我が身。。。これは購入して手元に置いておこうと思いました!2024/04/04
どら猫さとっち
6
本書は今を生きる全国民の必読書。お金、労働、介護、健康、人間にまつわるトラブル、死後について、これから先を考えるとなると、不安が押し寄せる。自己責任が支配する社会、どのようにサバイブして生きるか。その知恵と役立つ情報が満載。人は簡単には死なないし、死なせない。これまで著者が貧困活動で培った知識から、ややもすると崖っぷちに追いやりかねない私たちを救う、おひとりさま安心人生サバイブブック。一人一冊、是非本棚に収めて欲しい。2024/03/23
TOMTOM
6
雨宮さんの新書ということで手にしてみました。内容は、社会保障制度を活用したライフハックのよう。丁寧に書かれていて、現場の感覚がとても伝わってきます。公共の申請時の職員による「水際対策」まで書かれていて実用的に感じます。この国には数多くの社会福祉制度があるけれども「メニューを見せてくれないレストラン」と評し(湯浅誠氏)、メニューをしっかり読み込み正しい窓口で正しく注文しないと制度利用ができないとの文脈は納得です。新社会人になる皆さんに読んでほしい一冊です。2024/03/15