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内容説明
「親の面倒は子どもが看るのが人としての務め」 ●「長男、長女、あるいはお嫁さんが看て当然」 ●「愛情さえあれば介護は家族がいちばんうまくやれる」 ●「仕事を辞めて介護に専念して親に恩返しをしよう」 ●介護について考えるとき、こういうふうに思う方は、どれくらいいらっしゃるでしょう? 極端な言い方かもしれませんが、これらはすべて、世間一般の介護の常識、思い込みです。 ●社会のため、親のため。世間の、あるいは自分の中の「~すべき」といった、「介護の常識」に縛られていませんか? ●「介護はかくあらねばならぬ」という常識を一度、捨てましょう。看る側と看られる側、互いの思いを理解し、前向きに“老い”を受け入れたうえで、肩の力を抜いて介護と向き合いませんか。 阿川佐和子さん推薦!! 「この本を読んだらきっと心が軽くなるでしょう!」 ●よみうりランド慶友病院・大塚宣夫先生の上手に気楽に介護を乗り切る50のヒント!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶどうばたけ
9
親のために良かれと思ってやっていることが、本当にためになっているのだろうかと、考えさせられます。 実家の高齢の親は、散らかった家で、酒をガンガン飲み好きなものを食べ、好き勝手暮らしています。あれこれと口と手を出していたのですが、 「80歳を過ぎたら栄養バランスよりも好きなものを食べるのが元気の素」「断捨離も掃除もしなくていい」「同居は老化を加速させる」など、確かにその方がお互いストレスがなくて幸せかもしれません。 年配者の心中もわかりやすかったです。サポートする側の気持ちを楽にしてもらいました。2022/08/07
抹茶モナカ
8
故郷の街の図書館から借りて読んだ。介護マラソン真っ最中の身としては、気持ちが楽になる本。あっさりした内容なので、読みやすいのも良かった。2024/01/08
kana
5
昨年、コロナ禍で母のかかりつけ医から電話がきて突如始まった介護。始めはやっと会えた嬉しさもあり、孫のそばにもこれてよかった、とみんなハッピーでしたが、1年経って状況も少しずつ変化、ケアマネに連絡をとったばかりで罪悪感いっぱいの私の背中を優しく押してくれる1冊に出会えました。著者は80歳の医師。母の立場にも、こちらの立場にも寄り添ってくれる内容で楽になりました。最近、母の暴言・暴力に悩んでいたけど、少し優しく接することができそうです。手助けはほどほどに。この1年、本当に息抜きできなかったなぁ。2022/08/03
Asakura Arata
3
うちの娘たちは真面目すぎるので、これを読んでもらってあまり悩まないようにしてほしいなと思っている。一家に一冊。2022/11/19
ıɯɐɯɐ‾oʇɐs
2
他人の気持ちなんてわからないというのはしごく当たり前の話。でも、そのわからない他人の気持ちを思いやることで行動が少し変わったり、気持ちが楽になることがあります。高齢者の気持ちが少しわかる本。介護がほんの少し楽になるかもしれません。今は死にたくないけど何年も生きているのはしんどい、という話がなるほどなぁと。じゃあ、どうするか、どう考えるかどう対応するか。別の本で学ぼうと思いました。2023/12/22