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内容説明
コミュニケーションに慎重になる人が増えている。社会的な交わりの中で、お互いに上手に距離を取ることができれば、悩みの多くは解消する。相手ごとにふさわしい距離感を見極め、ときに間を取ることが大切だが、適切な距離感を図ることは、歳をとって社会経験を重ねても難しいもの。 距離感に悩むのは、距離が近すぎるか、遠すぎるかのどちらかだ。人間関係をうまく構築しようと意識するあまり、ストレスが溜まる。「距離の取り方」は、心の持ちようを変えることで、技として学ぶことができる。間合いの取り方が分かれば、ぐっと生きるのが楽になり、人間関係も劇的に豊かに。疲れないために、上手に距離を取る、齋藤流メソッドを公開!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
チャー
17
他社との適切な距離の取り方と考え方について解説した本。人間関係の濃淡のバランスは難しいが、近づきすぎず離れすぎず、関係性に合った適度なバランスの摂り方について解説されている。時代の変化は人間心理を変えるという点は納得。人が心のシャッターを下ろす速度が速まっているという指摘は確かにと思う部分も。人が避けたい話題の項目は参考になった。家族はくだらない話をしていいという見方は大切。寛容さを保つために癒しは重要。距離感を上手にとるには自身の内面が確立していることが大前提。人格や内面を形成するには古典が良い。2024/11/03
エフ
2
☆ 距離を縮めるのに大事なのは「プライベート」そのものではなく、あたかも親密な会話をしたかのような「プライベート感」なのです。 ☆ 寛容さを保つためには、自分なりの癒しの手段を意識的に持つのも大事です。 散歩をして外の空気を味わったりと、自分にとっての癒しの時間や癒しの空間があると、それでだいぶ気分がリセットされ、寛容さを取り戻すことができます。 ☆ 常に微笑みをたたえる2024/03/12
シンジ
1
SNSの普及により人との距離感は変わってきてる模様です。2025/03/11
Humbaba
1
人が生きていくためには社会が必要であり、社会は多くの人によって成り立っている。一方で、波長の合う人と合わない人がおり、そして会わない人を無理に変えようと思ってもそれは徒労に終わる。人を変えられないのなら、自分が変わるか関わり方を変えるかしかない。最も簡単な手段が関わり方を変えることであり、そのためには数珠に相手からフェードアウトしていくことが有効となる。2024/08/08
みち
0
特効薬的なものを期待するけど、難しいよね。相手に対しては、あんまり深入りせず、適温な感じを。相手からの受けに対しては、無理なら少し距離を置いたり、あまり期待せずにいるといいのかな。とは言え、あまり人と断絶するのは良くないのかな。ストレスを感じない程度でやっていきたい。2024/02/12