講談社タイガ<br> 黄土館の殺人

個数:1
紙書籍版価格
¥1,320
  • 電子書籍
  • Reader

講談社タイガ
黄土館の殺人

  • 著者名:阿津川辰海【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2024/02発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065347287

ファイル: /

内容説明

館四重奏第三弾!
次の館に、事件が起こる!

新鋭の旗手による最新作! 事件は、岩に囲まれた館で起こる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

431
先の二作を支持していた層からの評価は低そう。荒土館内部の殺人を描く田所パートの緊迫感や雰囲気は、新本格初期の名作をオマージュしつつ、とてもよく描かれており、他作を凌ぐリーダビリティがあった。葛城パートが微妙な出来だったことや、仮面の執事の正体をばらすような記述ミスを筆頭に誤植が目につくこと、黄来殺しで塔にいる人物を予測することが不可能な点や、そもそも狐は小笠原と話した崩落の現場に何しにいったのか説明が一切ないこと等々、肝心な部分で破綻が多く残念。あのトリックを真っ昼間にテストしていたというのもさすがに…。2024/02/22

mae.dat

290
シリーズ3作品目。キャラクター造形を知る上でも、特に『紅蓮館の殺人』は読んでおいた方が安心かも知れませぬ。第一部はあっさりテイストな倒叙ミステリー風になっていて。肩慣らしかな。第二部はお決まりの時間経過付きの本編になっていて。不可能犯罪が繰り広げられると。決着付くのこれ。そして第三部で解決編だよ。真相を見破る事は出なかったけど、重要になる案件は早々に見抜いていたよ(簡単)。前作では作者による先回りがあったけど。看過できない物理現象の誤りが2件あったかな(こちらの脳内再生が誤っている可能性は否定できない)。2026/02/01

パトラッシュ

257
著者の「館殺人」シリーズは、新本格派が「あまりにも現実離れ」と批判されたのが冗談に思えるほどだ。自然災害が迫る異常な家族が住む大邸宅で、大がかりなトリックを使った連続殺人が起こるのだから。それでも特殊設定に走らずリアルの範囲内に踏み止まるが、やはり無理は避けられない。本書でも殺人の実行時に起こるはずの騒音に全く言及されないし、繰り返し大地震に襲われても犯行に必要な部分は無事なのは都合よすぎる。動機もありきたりだし、電気と水道が止まった館内でトイレの話が出て来ない。ミステリという名のお伽噺を読まされた気分。2024/03/22

ドアラ竜の壁

92
「館四重奏」3作目。孤高の芸術家、土塔雷蔵一家の住む荒土館で連続殺人が起こる。紅蓮館の主、財田雄山の名前が出てきて1作目からの繋がりを感じる。600ページ超の作品だったが長くは感じなかった。 2024/06/22

nobby

91
シリーズ3作目。いやぁ600頁一気読みだった!地震による分断をきっかけに離れた場所を並行して描く展開が心地よい!何だか滑稽な殺人計画を嘲笑う名探偵パートな第一部、何とも不気味な屋敷で企図される連続殺人にワトソン役奮闘の第二部、事件解明により探偵を覚醒に導く第三部。大掛かりでありながら杜撰も感じる数々の仕掛けやトリックたくさん楽しめた!最後には名探偵とはこうあるべきと小難しくなるのはシリーズ真骨頂として受け止めるべし!でも、僕は金田一耕助みたいに繰り返される悲劇とやらをただ追い続けるくらいが好きだけど(笑)2025/09/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21754499
  • ご注意事項