SB新書<br> プロカウンセラーの こころの声を聞く技術 聞いてもらう技術

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SB新書
プロカウンセラーの こころの声を聞く技術 聞いてもらう技術

  • 著者名:諸富祥彦【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 特価 ¥495(本体¥450)
  • SBクリエイティブ(2024/02発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784815622688

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内容説明

もっと、あなたにわかってほしい。聞いてほしい。

本書は、「こころのつながりの不全」を感じている方々のために、具体的な対処法を示す本です。
「もっとしっかり、つながりたい」
「もっと話を聞いてほしい」
「わかってほしい」
そんな気持ちを叶えるための具体的な対処法を示した本です。
また同時に、周囲にいるほかの人が、その気持ちに応えるために、「もっとうまく話を聞ける人間になりたい」「もっと気持ちをわかりたい」そのためにはどうすればいいか、その技術を具体的に示した本です。

「話を聞く技術」や「傾聴」については、これまでにも多くの本が出されてきました。
それらの多くは、「話を聞く側」がスキルフルで有能であることに力点が置かれていたように思います。
しかし、いくら「聞く側」が有能で技術に長けていても、「話す側」「聞いてもらう側」にまったく意欲がなければ、それはよい結果にはつながりません。
「聞く―聞いてもらう」「わかる―わかってもらう」関係は、本来二人でつくり上げていくものです。
(「はじめに」より)

●本書はこんな方におすすめです

・職場の人間関係、友人や恋人、家族のことなど、自分やまわりの人のことで悩みがある方
・カウンセリングを学んで、それを自分の仕事に活かしたい企業の管理職や人事担当者、学校の先生、福祉関係者や医療関係者
・自分の仕事にカウンセリングの要素を加えて、相手からの信頼を厚くしたい方
・医療、教育、福祉などの対人援助職やコーチ、キャリアコンサルタント、アドバイザー
……etc.

※カバー画像が異なる場合があります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぺったらぺたら子 

19
何故「聞きっぱなし」で意見を挟まない事が人の心を開いていくのか。それは、人は会話を通して、ずっと他人の意見や常識や正解を押し付けられてきたからなのだろう。つまり、話をストレートに受け止めて貰える体験なんて、稀有だということ。そうやって、受け止められず認められない体験が、自分自身を受け止められず認められず受け入れられない、自分の声を聞けない状態へと導いてしまうのだろう。ただ聞いて貰える体験、それがそこからの解放を促していく。擬似的に「自分の声を聞く体験」が、他人によってなされるのが傾聴という方法なのだ。2024/03/03

frosty

11
こういう本を読むと、読んでいる最中に自分の内側へと潜りたくなる衝動に駆られたり、本を開いたまま、ページ上の文字から心が離れ、気づいたら自分との対話を進めていることがある。その深さはもしかすると、一人の時間やカウンセリング内で体験する心の深さほどではないかもしれないけれど、少しだけその入り口に足を踏み入れたような感覚はあるのかもしれない。。。2024/05/05

luckyair

5
一気に読めた。具体的で分かりやすかった。やっているつもりでもできていないのが傾聴だと改めて感じた。「こちらが善意でやっていることでも、相手にとっては邪魔なだけ、という典型がアドバイスです。」というのは、気をつけないといけない。あと、寄り添うだけでなく自己探求型の相談にはクライアントになりきって内的体験を共にするというのが必要。(アドバイスなど以ての外)ここまでできているカウンセラーは本当にプロの仕事だなあと感じる。そして、週に一度は時間と場所を決めてただぼーっとして何もせず過ごしたいと思った。★★★☆2025/05/11

Танечка (たーにゃ)

5
行政が実施しているナントカ相談室みたいなところにたまーにいって「相談」するのだが、期待する結果を得られることがあれば、得られないこともあって、それはどうして?と思ったところから、最近カウンセラーの仕事内容に興味があって本書を読む。カウンセラーの仕事はまず第一に「聞く」であって、「アドバイスをする」というのは別の仕事(コンサルタントとか?)なのだな、とあらためて分かった。2024/06/12

nakopapa

3
聞く技術とわかってもらう技術。どちらも並べてみると難しくはないのだが、おそらくやってみるとなかなかできないことなのだろう。結論や結果を急ぎすぎるのが良くないのではないかと思った。2024/03/28

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