手相と漢方

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手相と漢方

  • ISBN:9784344947573

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内容説明

「手相×漢方」で
心身の不調を根本から改善する!

めまいや頭痛、腹痛、しびれ、だるさ、不眠、うつ症状……
病院に通っても治らない人を数多く救ってきた漢方医が、
精神分析を取り入れた独自の漢方治療を徹底解説!
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手相と漢方。占いに使われる手相と、病気を治療する漢方の間にどのようなつながりがあるのか――
漢方治療によって多くの疾患を治療してきた著者によると、手相を正確に読み解くことはその人の心身を詳しく理解する助けとなるため、より効果的な治療を行うことができるのだといいます。
手相というと占いのイメージが強いように思われますが、本来、手相は人体のつくりからその人の性質を読み取る「観相学」という統計的な学問の一種です。手のひらは人の性格とともに身体や精神の状態を映し出す鏡です。著者は、手相を見ることでその人を悩ます病気や症状の原因を探り、解決の糸口を見つけるために役立ててきました。
漢方の基本的な考えは「病気ではなく人間を診る」というもので、病気にかかった体の一部分だけにスポットを当てるのではなく、体全体はもちろん、心の状態を含めて総合的に診るという特徴があります。そして、人間を総合的に診るために多くの漢方医は、「気・血・水」「証」「五行」といった物差しを使いますが、これらに手相を加えて患者の精神状態を分析することで、より詳しく患者を診ることができるのです。

この方法により、著者のクリニックでは原因の分かりにくいさまざまな疾患を抱えた患者を治療してきました。そのなかには、病院へ通っても症状が良くならず、もう治らないと諦めていた人も多くいます。例えば、腰痛に悩まされてきた人の手相を診たところ、その原因が不安であることが判明し、適切な漢方薬を処方することによって腰痛が解消したケースがあり、同様の例は枚挙にいとまがないといいます。
本書では、この手相による精神分析を取り入れた独自の漢方治療を解説します。
病院で検査をしても原因が分からず、改善しない疾患や症状に悩まされている人や、ドクターショッピングを繰り返している人へ、新たな選択肢を示す一冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香具師山啖呵堂

4
幾島先生には元来、漢方の四診は患者の潜在意識を探る方法ではないか、という問題意識があったようです。そこから発展して、手相にはその人の潜在意識が現れるということから、手相と漢方の結び付きを研究するに至ったということです。  本書には手相とエゴグラム・五行説・五臓論の比較研究の考察の記述があります。これはすごい発見です。本書はまだ序説という段階ですが、今後研究が進んで行くともっと充実した知見が得られるはずです。  https://iching.seesaa.net/article/502751310.html2024/03/22

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