内容説明
「テキトー」「手抜き」でちょうどいい!労働の義務や人間関係のしばりから解放され、60歳以降、第二の人生を思いきり楽しみ、元気に豊かに最高の老後を送るための、心と身体の生活習慣。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きゃれら
12
著者の熱心な読者ではないつもりだが、本書内で触れられている受験マニュアル本のことは記憶にある(読んではいないと思う)から40年の付き合いだ。本書はタイトルに惹かれて手に取ったが、自分はすでにテキトー生活に入っていて、ほとんどこの本の通りに考えていることを確認できた。特に医療との付き合いを述べているところは、自分の考えそのままだったし、「転移しないがん」と「転移するがん」があって転移する方は医療はなにもできない、という話もやっぱりね、だった。医者に通って具合が悪くなっている人は第4章を是非読んで欲しい。2024/08/16
オールド・ボリシェビク
2
著者は高齢者専門の精神科医で、「80歳の壁」などのベストセラーがある。この書もまさしく、タイトルが内容を語っている。年を取ったら、ぎすぎすせずに、好きなように生きろ、ということだ。義務やしがらみから解放されるはずの還暦以降だからこそ、ゆるく生きるのだ。「人に嫌われにようにする」のは叶わない望みだ。その通りだ。perfectでなくても良い。good enoughで良いのだ。通読するとそこそこ、気持ちが楽になりました。2024/03/05
たっちゃん
0
・一つのことに集中すると大事になる。目の前のことにばかり汲々とせず、チャンスはまたあるとどっしりかまえる。 ・ツボを見つけて手抜き上手になる、強みを生かし、得意分野で勝負する。80点主義と二分割思考の回避。 ・検診数値は、それによりどんなリスクが高まるかということに注目。 ・健康寿命の正体、3年に一回の無作為調査 ・心不全、肺気腫 65歳以上が用心すべき病気 ・ガンは運、健康は運と天命を受け入れる ・モナコ、北欧など高齢者が幸せに暮らしている国を旅す ・毎日が実験の前向きな生き方2024/10/04