ブックダム<br> 第三世界の主役 「中東」 日本人が知らない本当の国際情勢

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ブックダム
第三世界の主役 「中東」 日本人が知らない本当の国際情勢

  • 著者名:石田和靖【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 日販アイ・ピー・エス株式会社(2024/02発売)
  • 夏のおとずれ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/22)
  • ポイント 425pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784911160015

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内容説明

YouTubeで「越境3.0チャンネル」という番組を毎日配信している著者。番組登録者数が20万人に達しています。

海外情報を発信するチャンネルとしては影響力を持っているチャンネルに育っており、特に著者自身が中東に30年くらい前から、その成長の過程を現地に何十回も行って見てこられているからこそ発信できるリアルな現地の情報というものを常にキャッチアップしながら、なかなか日本のメディアでは報じないようなこともYouTubeを通して発信しています。
この本では中東そのものが、日本人にとってはなかなか馴染みがなく、イメージとしても、紛争や石油などの固定概念がある中で、必要性に迫られていないという人がほとんどですが、実際これからの世界というものを見たときに、「第三世界の主役『中東』」というこの言葉が表している通りここが今後の世界の中心地の一つになっていくことは間違いのない状況です。
まずリアルな中東を知ること、理解することが、その入り口となります。決して固い専門家が新書とかで出すような本のテイストではなく、できる限りわかりやすい本にすることを心掛けました。もちろん中東に対する理解を深めるためにイスラム教や各国の関係性等の最低限の専門的な知識情報は盛り込まれてはいますが、できる限りライトに中東に触れるきっかけとなる本、というのが今回の本のコンセプトです。

この本を通じて
*正しい中東の現状を理解していただきたい
*中東の現状から日本の未来を考えていただきたい
*著者のようにアクションを起こしていただきたい
と願っています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

62
これはおススメの1冊です。私たちは中東と言うと、石油、テロ、イスラム教といった言葉でひとくくりにしがちですが、国によってバラバラです。特にドバイは、自国民10%でほとんどが外国人なので、かなり異質だと思います。これまでいがみ合ってきたイランとサウジアラビアが、中国の仲介で和解したことのインパクトは大きく、これでイスラエルの孤立化は避けられず、結果西側諸国の中東でのプレゼンスがどんどん小さくなっていきます。戦争、説教、搾取の3Sしかもたらさない西側諸国より、内政干渉しない中国の方を選んだということでしょう。2024/02/07

読特

37
「英国がつき、米国がこねし天下餅、食ふは中国?」…世界中から企業を集めるフリーゾーン。国家自らが運用する政府系ファンド。脱産油依存。中東は急激な発展が進む。その富を分け合うパートナーは?…米国のバイデン外交は危うい。Co2削減を謳いながら、石油価格低減のための増産に介入。人権問題でサウジを批判しながら、イスラエルのパレスチナ浸食は黙認。プレゼンスを上げるのは中国。イランとサウジを仲介する。元々の親日アドバンテージが活かせない日本。独自外交できずに米国に盲従するだけ。石油が来なくなる日はそう遠くない未来か?2024/05/27

aisapia

17
普段 越境3.0を見ているのでより理解しやすかった。動画でも思っていたけど最近 発言が中東擁護にだいぶ寄ってないか?とも思う。今欧州で移民のイスラム教徒と共生できずに問題が起きているのを見るとそんなに楽観的にはなれないし、何かをしてあげてもアッラーに感謝されるだけと言っている人になるほどと思えてしまう。ただ石油はまだまだ大切な資源なのだから日本政府は検討ばかりしてないでしっかり外交やりやがれ&日本も地熱を活用すべきは本当それ。勉強になりました!2024/09/28

cape

9
孤立し取り残される欧米先進国。グローバルサウスの結節点たる中東。戦争、石油、宗教だけではない、それぞれ独自のプレゼンスを示す国がある。実際に先日訪れたカタール、UAEはすでに新しい先進国像を示しつつあることがわかった。政治、経済で国によって差異は大きいが、アメリカ、日本が大きく遅れをとっているのは間違いない。日本の片寄ったメディアの情報ではわからない、世界の趨勢が見えた。サウジアラビア、イスラエル、イラン、トルコ、分け入る中国。第三世界の主役「中東」は、既に世界の主役に躍り出ている。2024/06/16

日の光と暁の藍

6
イスラエルの破壊がイランの国是であることを本書を通じて初めて知った。これほど恐ろしいことはあるだろうか。情報の質的にはあくまでもビジネス書という感じで、本文にここを読めばいいという大事な部分にラインが入っている。著者が嘆いていたのは、中東における日本のプレゼンスの低下と中国の存在感の高まりである。日本も中東から石油が入ってこなくなれば経済が立ち行かなくなるのだから、無関心でいられないはず。だが、日本外交に中東に積極的に関わる意志があるのかどうか。中国が中東で存在感を高めているその意味をもっと考えるべき。2024/05/17

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