集英社インターナショナル<br> 宮脇昭、果てなき闘い 魂の森を行け―新版―(集英社インターナショナル)

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集英社インターナショナル
宮脇昭、果てなき闘い 魂の森を行け―新版―(集英社インターナショナル)

  • 著者名:一志治夫【著】
  • 価格 ¥1,386(本体¥1,260)
  • 集英社(2024/02発売)
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  • ISBN:9784797672398

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内容説明

被災地に全長300キロの「森の防潮堤を作る」!“4000万本の木を植えた男”宮脇昭が立ち上げた「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」! その土地本来の木を植えてつくった「本物の森」は、9000年続く森となり、生命を守る。広域処理も、焼却も必要ない。資源をそのまま活かし、思い出の上に鎮守の森ができる――。植物生態学者・宮脇昭、84歳。「これが自分の最後の仕事」と、縦割り行政の壁を乗り越えて、前へ前へ突き進む。

目次

プロローグ タブノキは残った
1章 雑草をめぐる旅
2章 本場ドイツへの留学
3章 「自然保護」元年
4章 森づくりの萌芽
5章 『日本植生誌』への挑戦
6章 「ふるさとの森」再生
7章 阪神・淡路大震災と「鎮守の森」
8章 ボルネオ――熱帯雨林を救え
9章 神宮の森を歩く
10章 東日本大震災と「森の防潮堤」
11章 大いなる前進
エピローグ 孤高の闘い

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

2
2004年初出、改訂版。某所で雑草博士の話を聴いた。雑草の多様性に小ばかにできない存在と思い知った。ドイツ語ではかなり辛い思いをされたようだ(40ページ~)。研究者はある程度専門分野の言語をマスターしていなければならない実例だ。どの分野の研究者でも言えるが、真理に到達したいという熱意が何よりも求められることを教えてくれる本。チュクセン教授が本ではなく、大地から学ぶことの大切さを説いた実証研究の流儀(52ページ)。自分の眼で確かめることの大切さを学ぶことができる。見えないものを見る力量を備えた研究者の凄さ。2013/02/08

ひげおやじ

1
宮脇先生の提唱する森の防潮堤構想が進まないことにイライラしてしまう。環境省が妨害していることをどうかと思う。少しでもこの構想が進むことを東北地方のために祈ってしまう。自分でミヤワキドンキホーテを自称されているが、先生がすこしでも長生きしてほしいと思う。2013/03/04

ほみょ

0
自習時間に何をするかで、その後が変わってくるのだから、無駄なことは一切しないと心に決めたそうだ。研究者というものの凄さを感じる本だった。ご自身が書かれたものではないので、その情熱が上手く伝わってこなかったのが残念。 松はそれほど強くないらしい。2013/09/30

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