内容説明
目 次
序 章 宗教は謎だらけだ
第1章 宗教の起源――宗教はいつはじまったか
第2章 アニミズムの世界――狩猟採集民の宗教
第3章 儀礼の体系の成立――農耕民と牧畜民の宗教
第4章 多神教の確立――国家と文明の宗教
第5章 世界宗教の誕生――「枢軸の時代」
第6章 宗教改革の光と影――宗教は現代世界の成立にどう関係したか
結 論
あとがき
注
図版出典
文献表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
袖崎いたる
3
めちゃくちゃおもしろい!資料用のためというのもあってさっさと読み終わりたい気持ちもあったんだけど、それ以上に細部に散らばっているその先を考えたらどこに行き着くんだろう?という興味関心があって、読み終わりたいやら終わりたくないやらと幸せな心地で読んだ。宗教の起源を探るのに先史時代、考古学の成果に目を向けるのだが、遊動民と定住民との異なり具合がまず楽しい。ハラリは人類にとって農耕をおっ始めたことがそもそもの元凶、的な指摘をしていたと思うが、その農耕から深まったという象徴、権威、カミの観念の筋道は実にオモロし!2025/08/10
つみれ
1
大変面白かった。ハラリの例の本は積読中なのでむしろ読むのが楽しみになった。ハラリ以外へも大変挑発的な註が印象的。アスランの本でもギョベクリ・テペが挙げられており、あちらではより明確に宗教が農耕を生んだのだという流れだったと思う。話が宗教革命に至ったときは、始まりは霊長類から考古学だったのに、えらいとこまできたもんだと感慨深かった。2025/08/18
takao
1
ハラリのサピエンス全史における認知革命は強引さと飛躍に満ちている。2024/09/14
石光 真
1
紀元前一千年期に世界宗教が誕生する前、宗教は共同体や生業や身体性を持っていた。世界宗教もやがてそうした泥臭いものに染められていくが、宗教改革が再び純化につとめ、人々はアトム化した。 祭り、地域、共同体のフィールドワークをしてきた筆者は、ユダヤ教やキリスト教を基準に人類史を語るハラリを激しく批判する。 読んでて楽しい本だ。2024/05/06
koko0koko
0
本書前半の宗教の起源や狩猟採集社会の宗教についての考察の件が特に面白い。そのあとはイスラム教とは宗教改革の先駆だというのは成程となった。2025/07/31
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