新・講談社の絵本<br> 曾我兄弟

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新・講談社の絵本
曾我兄弟

  • 著者名:布施長春【絵】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2024/02発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061482661

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内容説明

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十郎と五郎の曾我兄弟は、父の仇・工藤祐経を討つことを誓い合いました。十数年の艱難辛苦の末、ついに仇討ちの機会を得た二人の、兄弟愛の物語。1937年刊を現代仮名遣いで復刊。

昭和11年より出版され、昭和の子どもたちを夢中にさせた「講談社の絵本」から、選りすぐりの名作を新編集で復刊! 日本画・童画の大家たちによる本物の絵の美しさ・丹念さをご堪能ください。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遠い日

9
新・講談社の絵本シリーズ16。まえがきは福永令三、画家は布施長春。仇討ちの文化は今ではもう時代錯誤的なものという見方の一方で、親を思う子の一途な気持ちにほだされるという鑑賞の定型としてはまだ日本人好みなのかもしれません。いろいろと派生的な知識がなければ十分に楽しむことができないようにも見受けられるが、絵の美しさには惚れ惚れ。曽我兄弟にとってはやはり仇は打たねばならぬものだったと思わせる感情が迸ったものです。2021/01/31

ヒラP@ehon.gohon

6
歴史をたどるのは、決して悪いことではないけれど、父親の敵討ちに短い命を貫き通した兄弟の志を、美学として受け入れることには強い抵抗感があります。 むしろ、この錦絵のような絵本がかつて多いに読まれていたことに対する、歴史背景を思いやりました。 曾我兄弟が、英雄だった時代があるのです。 それを理解出来る人たちの絵本だと思います。 絵が、凛々しく美しいだけに、そう感じました。 2014/07/11

スローリーダー

4
親の敵討ちという美談は流石に時代錯誤だと思いきや、今日でも復讐モノとして小説や映画で脈々と受け継がれている。但し美談ではなく犯罪としてだけど。復刻版は戦前版に比べて布施長春の絵が11枚ばかりバッサリとカットされた。酷い。中でも罪を免れた幼い兄弟が母の元に帰った場面や兄弟が母と今生の別れをする場面があり、これは残すべきではなかったか。戦前版では、五郎は兄と一緒に死ぬんだと自分から望んで笑って討たれたのに復刻版では、五郎がたくさんの侍を斬ったので打首になったと変更されていた。ちょっと手を入れ過ぎてる。2023/03/15

頭飴

1
 【絵本】父のかたきを兄弟が討つお話。日本画のような絵が綺麗で着物や細部が細かく描かれていた。2025/08/18

あわせみそ

0
解説に、この『曽我兄弟』のような悲劇的伝説を語って歩いた女性宗教者「比丘尼」「瞽女」のことが書かれています。物語の口伝に一役買った女性たちなのですが、私娼とかいった面もあったせいか、この絵本でも省かれているようにまともにとらえられてこなかったのかな~。比丘尼のこと調べてみようかな。2022/11/12

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