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内容説明
口コミでファンが急増中! どの巻からでも読める! 「銭天堂」の作者・廣嶋玲子の人気シリーズ第5弾! ここ魔石館は、数々の伝説を生みだしてきた石たちの憩いの場でございます。わたしはここの主人としてあちこちに足を運び、石たちにぜひ魔石館においでください、と声をかけるようにしております。ですが、いつもうまくいくわけではございません。 ●スタウロライト――手放そうとしていた十字模様の石の記憶を見せられたジャンヌは…… ●クンツァイト――傷物といわれたいわく付きの首飾りを手に入れたキャロラインは…… ●スモーキークォーツ――理科室から持ち出された石が次々と小学生たちの手にわたり…… ●ガーネット――大切な人をうしないたくないと思うアンガスがかかえる秘密とは…… ●アンモライト――持ち主は決まって無茶な冒険に挑戦するようになるが…… 魔石館に来ることを拒む石たちの知られざる秘密にせまる5話の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あおい
11
魔石館に来ることを拒んだ石達のお話。どの石もクセが強い!一族の者を見守ってきたスタウロライトの話が良かった。2024/04/24
バニラ風味
11
パワーストーンと呼ばれる石が、必ずしも幸福を運んでくれるとは限らない。最初の持ち主の想いや念を石が受け取り、次の持ち主に影響をもたらすことも。魔石のために、魔石を集めている彼も、彼らの意志を尊重。今回は、スタウロライト、クンツァイト、スモーキークォーツ、ガーネット、アンモライトのお話。私は、アンモライトが好きだな。2024/03/07
こゆ
10
魔石館の最新作。小4と共読本。今回の石は、スタウロライト・クンツァイト・スモーキークォーツ・ガーネット・アンモライト。まだまだ知らない石がたくさん。中でも十字架の結晶が浮かび上がったスタウロライトと、アンモナイトの化石が結晶化したアンモライトには驚くばかり。今作は石の魔力に飲み込まれた人が多かった印象。大切な人を失いたくないばかりに暴走してしまうガーネットのお話は、恐ろしくも悲しく共感する。日本の子ども達のお話は、銭天堂風味。2024/03/19
おはなし会 芽ぶっく
8
宝石に纏わる5編の短編集。宝石といえるものをさほど持っていないが、どんな宝石だろう?とつい調べてしまいます。『スタウロライト(和名 十字石) 守り石の記憶』『クンツァイトー(和名 リチア輝石) 色あせた石の共鳴』『スモーキークォーツ(和名 煙水晶) 変化を求めて』『ガーネット(和名 ざくろ石) 闇をはらうもの』『アンモライト(和名 菊石) 虹色の旅人』2024/03/29
Eri
6
娘小6図書館。 魔石らしい話が多かった。そして、それにとらわれてしまう人も。2024/04/04