教養として知っておきたい宗教学

個数:1
紙書籍版価格
¥913
  • 電子書籍
  • Reader

教養として知っておきたい宗教学

  • 著者名:中村圭志
  • 価格 ¥779(本体¥709)
  • PHP研究所(2024/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569903873

ファイル: /

内容説明

日本ではこれまで、不祥事やテロなどのニュースを除いては、宗教は公共の話題になりにくかった。しかしながら、2021年の安倍元総理大臣銃撃事件をきっかけに、カルト的宗教の問題、宗教二世の困窮の問題、政教分離と信教の自由をめぐる問題などが広く認識されるようになった。人類文化の「原点」を占めている宗教を、個人の内心の問題としての「信仰」からいったん離れて、文化的・社会的・思想的な「知識」として理解する――。それを行なうのが本書のテーマ「宗教学」である。本書は、『面白くて眠れなくなる宗教学』を改題し、文庫化したものである。基本的な内容は親本に準拠しているものの、新宗教、カルト、無神論ないし宗教批判といった、ニーズが高いと思われるトピックに関しては、加筆したり新たな節を設けたりしている。また、巻末にある「読書案内」の中身も刷新している。世界観が広がり、社会を見る目を養える一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しま

12
イタコなどの霊能力者が未だ存在する理由として、クライアントと一種の共同体をつくっているからだという文に目から鱗。人は共同体を必要とする生き物だというところに、今日に至っても宗教と人々は切っても切り離せない関係にあることに納得。宗教学の入門書として読んだが、ここを出発点としてもう少し宗教の歴史などにスポットを当てた本も読んでみたい。2024/06/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21727248
  • ご注意事項

最近チェックした商品