幻冬舎新書<br> 凡人のためのあっぱれな最期 古今東西に学ぶ死の教養

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幻冬舎新書
凡人のためのあっぱれな最期 古今東西に学ぶ死の教養

  • 著者名:樋口裕一【著】
  • 価格 ¥1,003(本体¥912)
  • 幻冬舎(2024/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344987203

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内容説明

妻ががんで逝った。61歳、1年あまりの闘病生活ののちの早すぎる死だった。家族が悲しみ、うろたえるなか、妻は、嘆かず恨まず、泰然と死んでいった。それはまさに「あっぱれな最期」だった。決して人格者でもなかった妻が、なぜそのような最期を迎えられたのか。そんな疑問を抱いていた私が出会ったのは、「菫ほどな小さき人に生まれたし」という漱石の句だった。そうか、妻は生涯「小さき人」であろうとしたのか――。妻の人生を振り返りながら古今東西の文学・哲学を渉猟し、よく死ぬための生き方を問う、珠玉の一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MtnyCkk214

1
「飼いならされた死」というは言葉をはじめて耳にした。死は日常の延長というとらえ方だ。生き方と同じく死に方も自分で決定したい。生き方を語るようにどんな死に方をしたいのかを話せる世の中になれば、死は怖いものでないし生き方も変わってくる気がした。2024/03/29

神谷孝信

1
いつか来る死に向けての心構えを再度考えることが出来た。42024/03/11

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