竹書房怪談文庫<br> 秋田怪談

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竹書房怪談文庫
秋田怪談

  • 著者名:鶴乃大助【著】/卯ちり【著】/戦狐【著】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 竹書房(2024/01発売)
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  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801938472

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内容説明

秋田県の最恐ご当地怪談集

北秋田市◆祭りで撮れた不可解な写真

秋田市◆飲み屋街に出る白装束の男

男鹿市◆深夜見た都市伝説のアレ

横手市◆トンネルに現れる謎の警官

仙北市◆秋田藩の公的河童目撃録

由利本荘市◆通夜の日のぴんぽんおばけ ……ほか


秋田県に所縁のある鶴乃大助、卯ちり、戦狐が秋田の各地を巡り土地の人々から聞き集めた秋田の怪異奇譚集。
・家に続く不幸の理由は、敷地内の郷土神を祀る社が荒れたせいなのか…「みよしさん」(由利本荘市)
・大太鼓祭りで撮れた不可解な写真、その行方は…「ポラロイド写真」(北秋田市)
・座敷ワラシのいると言われる部屋に宿泊してみたら…「禍福は糾える縄の如し」(大仙市)
・歓楽街・川又で飲んだ帰りに髷を結ったいで立ちの男と目が合い…「通町橋の男」(秋田市)
――ほか、仙北の河童やナマハゲ、妖狐など、怪奇伝承から妖怪話、曰くある代物云々…奇々怪々な秋田がここにある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

澤水月

10
大事件の裏で起きていた逸話がさり気なくあり、筆致を荒ぶらせず細かく心配り哀感綴られ息を呑み、過ぎた年月に思い馳せた。大文字で書き残されない稗史。土地の神「みよしさま」に纏わる民話風の話、有名都市伝説との関わりも想起させる話など彩り豊か。読んでよかった2024/02/16

qoop

5
民間巫女や山の神様、古来よりの信仰など、本書において印象深い怪異譚は多く土地に根付いた超常的な存在の登場する話だった。超常の存在が日常の生活とシームレスにつながっている様子は奇妙に思えるものの、いま・ここの話として語られる点に納得もしてしまう。ご当地怪談の面白みのひとつだろう。2024/04/05

七澤

3
その地域にまつわる話が知れて楽しい!三吉様、三湖物語、狐の話は個人的に深堀したい2024/03/19

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