自分の「声」で書く技術――自己検閲をはずし、響く言葉を仲間と見つける

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自分の「声」で書く技術――自己検閲をはずし、響く言葉を仲間と見つける

  • ISBN:9784862763310

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内容説明

書く喜びを取り戻そう。


いい言葉が見つかるか不安、欠点ばかりが目につく、評価が怖くて手が止まる......
「書けない」感覚に徹底的に寄り添う! 読み継がれる不朽の実践書。



個人エクササイズ×グループ・セッションで、「恐れ」も「正解」も手放せるライティングの旅へ。
学生のレポート/ビジネスの企画書/趣味の日記/プロの小説や詩まで──


●フリーライティング:「自己検閲」がはずれ、次々と言葉が流れ出すエクササイズ
●グローイング:大量の脱線と混沌から、「重心」を見つけて言葉を育てる
●クッキング:要素どうしを化学反応させ、文章を豊かにする
●ティーチャーレス・ライティング・クラス:「改善案」ではなく「純粋な反応」を伝え合い、自分の言葉の響きを確かめる



目次
第1章 フリーライティングを練習しよう
第2章 ライティングのプロセス①──グローイング
第3章 ライティングのプロセス②──クッキング
第4章 言葉の響きを確かめよう──ティーチャーレス・ライティング・クラス
第5章 ティーチャーレス・ライティング・クラスをもっと理解する
補遺 ダウティング・ゲームとビリービング・ゲーム──知的な営みを分析する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アリミノ

2
ティーチャーレスクラスの実践が非常に困難。ただまずは頭の中のことを書き出す習慣を取り入れたい 2025/06/04

天婦羅★三杯酢

2
「とにかく、書いてみる!」 これに尽きるのだろうなぁと。 考えが熟成するまでのプロセスをつぶさに見ていけば、論理だった考えやアウトラインに従って描くとかはどだい無理な話だったということがわかる。 とにかく、イタコの口述のような、自分の思考をダダ漏れさせたものを文字の形に残してみようと。 編集は、一番最後にやればいい。2024/04/24

ユウ

1
文章を書くというのは、結局のところ、自分の中にある「声」を見つける旅なんだと思う。この本は、その声に耳を澄ませる方法を、静かに、でもとても具体的に教えてくれる。たくさんの言葉に囲まれて暮らしていると、自分の言葉が見えなくなることがある。でも、それでも書き続けていれば、ふとした瞬間に、自分だけのリズム、自分だけの温度を持った文章に出会える。そんなふうにして、僕たちは世界との距離を少しずつ測っていく。そして気がつくと、誰でもない「自分」に近づいている。たとえ世界が雑音に満ちていても、その声は消えずに残る。2025/05/06

taq

1
自分には合わなかった。1章のフリーライティング、そしてそこから発展するグローイングとクッキングまでは納得し、何とか自分でやってみようという気になったのだが、4章でティーチャーレス・ライティングクラス、つまり毎週集まるグループを設定して読み合うというところあたりから、自分では無理だと感じて、その先は読むのをあきらめた。2025/02/04

breathingroom

1
書きたいことがあるのにいざ文章にしようとすると書けない悩みについて、とにかく頭に浮かんだことをどんどん書いていこう!というシンプルなメッセージをひどく冗長な文章で記した指南書。内なるメッセージにストッパーをかけずに、あーそーいえばー、えーっとーというつぶやきも含めてどんどん書いていき、後からガンガン削っていけば良いという、精神論と根性論の合わせ技でゴリ押しする自己啓発的なライティング技術です。完璧主義な人ほどとりあえず書けというアドバイスは有効かもしれませんが、これが有効なのは所詮エッセーぐらいかと。2024/11/09

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