内容説明
九州統一を目前にして意気あがる島津家の前に、豊臣秀吉の大軍が迫る。
常に最前線に立つ闘将・義弘。国内安定を優先する知将・義久。両雄の狭間で悩む若き後継者・忠恒。兄弟と親子は時に対立しつつも、運命の一戦に挑む。
壮大なスケールで戦国島津一族の激戦を描く歴史小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
めご
3
私の読解力のなさのせいか、文章が読みづらかったです。「誰が」?とか「何が」?とかがわからなくなることがよくあって、前に戻ることも多々あり、なかなか進まない。人名も多くて、メインの方々以外はかなり読み飛ばしました。元々嫌いですが、ますます豊臣秀吉が嫌いになりました。2024/12/21
Ryo0809
2
戦国時代末期、九州の雄・島津家の宗本家をテーマに描く勇壮な物語。同著者の前作・島津豊久もスケールの大きな一大活劇であったが、本作でも熱量の大きさを描く健筆ぶりは変わらない。本作上巻では、九州統一を企図する島津が秀吉の圧倒的な兵力に屈し、やがて朝鮮出兵に巻き込まれる。本宗家の後継者問題や、秀吉につくか、家の統制を保つかで大きく揺れる。義弘の超人的な戦いは朝鮮での地だけではなく、領内の問題にも及び、さらに大きな渦に巻き込まれてゆく。2024/02/19
DannyD
1
2011年の作品の文庫化。再発行していただきファンとしては嬉しい限り!島津義弘が主人公。関ケ原の退き口を中心とした硬派な歴史小説だが、やはり面白い!義弘が琵琶湖に驚く姿がなかなかお茶目で可愛く感じた。だが、すぐに過酷な現実に引き戻されてしまう。豊久が墨俣で置き去りにされるも機転を利かせる場面など、近衛先生の歴史史料のリサーチの高さが際立っている一冊。下巻もゆっくりだけど読み進めている。 2025/04/01
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