星宙の飛行士 宇宙飛行士が語る宇宙の絶景と夢

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

星宙の飛行士 宇宙飛行士が語る宇宙の絶景と夢

  • ISBN:9784788908000

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

39歳でJAXA宇宙飛行士候補者に認定された油井亀美也(ゆい・きみや)宇宙飛行士。
「中年の星」と親しまれ、Twitterフォロワー数18万人以上を誇る油井宇宙飛行士の初の単行本!!

宇宙で撮影した数万枚の絶景写真の中から、91点を厳選!

宇宙から宇宙を撮影した、他では見られない貴重な写真の数々を、撮影時のエピソードを交えながら1点1点紹介。
秒速8km、拳銃の弾の約20倍の速さで移動するISS(国際宇宙ステーション)から撮影するテクニックや、天体マニアである油井宇宙飛行士しか話せない宇宙空間での「星の探し方」など内容盛りだくさん!
4章では、宇宙飛行士になる前、自衛隊で戦闘機パイロットとして活躍していた時の宇宙への思いや、宇宙滞在を通して得たこれからの夢についても語る。

油井宇宙飛行士が愛する「宇宙の美しい星々」と「儚い地球への思い」が詰まった唯一無二の一冊!

【目次】
はじめに
1章 宇宙から見た宇宙の絶景
 眼下に流れる流れ星
 オーロラの海を航海
 太陽の光で青く染まる「きぼう」
 地球を襲う自然の脅威
 宇宙空間で星座を見つける
 心に残った景色ベスト3

2章 撮影の舞台ウラ
 人類の家・ISS
 無重力での撮影
 最難関!夜景を撮る
 街の明かりが伝えること
 宇宙飛行士の仕事スケジュール
 宇宙での身体の変化
 大勝負!「こうのとり」のキャッチ
 「こうのとり」が運んだもの
 宇宙から感動を伝える-なぜ自分は写真を撮るのか

3章 儚い水の惑星・地球
 地球を小さく感じるということ
 人の活動を感じる時
 地形の魅力、再発見
 パイロットとしての眼
 ロシア・アメリカの魅力を知る
 アメリカは「ピーチ」ロシアは「ココナッツ」
 ISS生活に必要なこと
 40歳のロシア語学習
 「母なる地球」から「守るべき地球」へ

4章 「空(そら)」から「宙(そら)」へ
 亀の歩み
 夢をあきらめた瞬間
 窮地を救った先輩の言葉
 「G」で気絶
 大事故に直面-悩みを乗り越えアメリカへ
 『ライトスタッフ』
 打倒、G
 10年ぶりの宇宙飛行士の募集-葛藤
 妻の言葉
 宇宙を目指すかけがえのない仲間
 生と死の境界線-宇宙に行くということ
 夢

コラム1 油井画伯☆展覧会
コラム2 宇宙飛行士訓練~ISSに行くまでの道筋~

【著者紹介】
JAXA宇宙飛行士 油井亀美也(ゆい・きみや)
1970年長野県生まれ。長野県野沢北高等学校から防衛大学校へ。1992年3月に防衛大学校理工学専攻を卒業、航空自衛隊へ入隊。F-15戦闘機のパイロットとして飛行任務に携わった後、テストパイロットとして活躍。2009年2月、宇宙航空開発機構(JAXA)宇宙飛行士候補者に選抜。2011年7月、基礎訓練を終了しJAXA宇宙飛行士に認定。2015年7月23日(日本時間)にソユーズ宇宙船で宇宙へと飛び立ち、国際宇宙ステーション第44次/第45次長期滞在クルーとして約142日間宇宙に滞在し同年12月11日帰還。

林公代(はやし・きみよ)(取材・文)
神戸大学文学部英文米科卒。サンケイリビング新聞社、日本宇宙少年団情報誌編集長を経て2000年からフリーライターに。約20年にわたって宇宙飛行士へのインタビュー、NASA、ロシア、日本等でロケット打ち上げ、宇宙関連施設や関係者への取材・執筆を続けている。歴代の宇宙飛行士との共著も多い“宇宙ライター”として知られる。著書に『宇宙就職案内』(ちくまプリマー新書、2012年)、『宇宙へ「出張」してきます』(古川聡宇宙飛行士らと共著、毎日新聞社、2012年)、『宇宙においでよ!』(野口聡一宇宙飛行士と共著、講談社、2018年)など。

国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)(こくりつけんきゅうかいはつほうじん・うちゅうこうくうけんきゅうかいはつきこう)
2003年に、宇宙科学研究所(ISAS)、航空宇宙技術研究所(NAL)、宇宙開発事業団(NASDA)がひとつになり、宇宙航空分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行うことのできる機関として誕生。人類の平和と幸福のために役立てるよう、宇宙・航空が持つ大きな可能性を追求し、さまざまな研究開発に挑んでいる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MI

114
地球の見え方、宇宙への思いが書かれた本。本書は宇宙から見た地球の写真がたくさんあり、写真集としても楽しめる一冊。油井さんは自衛官からテストパイロットになり、宇宙飛行士になった経歴を持つ。その中で、ISSでアメリカ、ロシア、ヨーロッパの人々と互いの違いを認め合い宇宙という共通目標をもつことで分かり合えると述べている。自衛官時代に、飛行機墜落の悲惨な現場を目にし、生と死の光景を見にした。そんな彼から見える宇宙の話や今後の夢を知ることができたのはすごく本書を読めてよかった。2023/05/24

きみたけ

52
著者は宇宙飛行士の油井亀美也氏。2015年7月ソユーズ宇宙船で宇宙へ旅立ち、国際宇宙ステーションクルーとして142日間滞在し地球へ帰還。宇宙から見た絶景と儚い地球への思いを、たくさんの写真(写真集並み!?)を交えて語っています。眼下を流れる流れ星、波のようなオーロラ、生命の輝きを放つ地球など、個人的には東京やワシントンなどの大都市の夜景が一番印象的でした。娘も写真を見てとても感動してました。オススメの一冊です。2021/12/26

kawa

37
地球が「母なる」から「小さくとても壊れやすい」存在へと、認識が変わったという宇宙飛行士・油井亀美也氏の国際宇宙ステーション・ISSから撮った写真とインタビューをまとめた本書。数々の美しい地球の姿に目が奪われる(肉眼で見るとさらに「この世のものとは思えない」というが…)。これだけでも本書を手に取る価値はあるが、油井氏が宇宙に行くまでの人々との出会いや経緯も興味深い。折々に適切なアドバイザーに巡り合えたことがラッキー、しかもそれらを素直に受け入れたご本人の対応力がまた凄い。2020/02/11

SHIN

15
油井宇宙飛行士が「ISS」(国際宇宙ステーション/秒速8km/約90分で地球1周)滞在中に感じた〝小さな地球〟を解説している。 地域・星座の見つけ方の難しさ、綺麗な夜景、物資船「こうのとり」とドッキングして物資を受け取った感動があった。個人的には、夜景の写真だけでずっと見ていられる。2022/07/14

陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き

15
長野の高原のレタス畑、満天の星空を眺める油井少年。一旦諦めてた宇宙への夢を叶えたのは45歳の時。2015年7月23日ISSへ到着。大気のゆらめきがない輝く星々に時が止まるのを感じる。天の川銀河や恒星たち、そして眼下に眺める地球の変化。90分で一周する為、46分毎に見る日の出と日の入り。宇宙飛行士に選ばれたのは39歳。2019年購入してすぐ読めば良かった。流星群の見え方に心躍る。不思議な感覚。油井宇宙飛行士の撮った写真と共に綴るエッセイ。YouTubeの宙亀通信のQRコードも添えられいます。楽しい。2021/08/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14645086
  • ご注意事項

最近チェックした商品