内容説明
赤月カケヤ待望の最新作! 高校生で元プロゲーマーの俺はゲーム部の部長に就くことに。部員は俺のほかには5人の美少女。しかし彼女たちはそれぞれとんでもないおバカだった。部活初日、MMOゲームに参加しようとした俺たちは、なぜかゲーム世界に転移してしまう。アバターに姿を変えた俺とおバカ美少女たちは、好奇の目(てかエロ目線)を向ける村人や、美人ぞろいなのにやたら雑な冒険者パーティー、そしてモンスターたちに囲まれて……。なんの因果かゴブリンになってしまった俺は、無事に異世界で暮らしていけるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
32
高校生で元プロゲーマーの神輿屋誉が従姉の美園先生に頼まれて、5人のおバカな美少女たちが集うゲーム部の部長となり、なぜか一緒にゲーム世界に移転してしまう物語。それぞれ天然エルフ乳ヶ崎、ギャルブラックマジシャン桃井、中二病気味のスライム山田、大人しいサキュバス小日向、バカボーパルバニー天音とアバターに姿を変えた彼女たち。そんな容姿ゆえに人間と交流もできず、魅力的だけれど残念過ぎて頼りにならない彼女たちに頭を悩ませながら、使えるものを駆使して何とかサバイバルするゆるい展開は、これはこれでなかなか味がありました。2024/01/31
わたー
16
★★★☆☆Not for me.ゲーム世界に人間種以外の種族で転移してしまった主人公と、タイプの異なるおバカな少女たちが、異世界で生活していく姿を描いた異世界スローライフファンタジー。だが、このおバカというのが日本語の通じないタイプの、そもそもコミュニケーションをとることのできない娘が大半を占めていて、私とは合わなかった。一人や二人ならまだしも、5人…現地で出会った人も含めるとさらに多くの人物と話が通じないのはキツいし、そういうのは現実だけでお腹いっぱいなんだよなと。2024/02/11
真白優樹
10
おバカな少女達の頭をよくするべくゲーム部の部長にさせられた少年が、ゲームらしき世界に少女達と転移してしまい始まる物語。―――制御不能の馬鹿共を制御し、厳しいこの世界で生きていけ。 予想外の行動をする馬鹿だったり人の話を聞かない馬鹿だったり。全体的に頭の悪い人物が仲間にも異世界にも多すぎる中、多方向にツッコミしながら何とか生きていくお話であり、ゆるめに楽しめる、頭の痛くなりそうな笑いがある物語である。少しずつ快適にし、問題山積みだけど生きていく。その先に待つのは帰還かそれとも。 次巻もあれば楽しみである。2024/02/03
はじめまこと
3
いやぁ面白かった 久々に直球の異世界コメディ読んだわ 多種多様なアホの子見せて頂きました コメディ特有のこの全キャラが自分を捨ててでも全体のコメディに奉仕する感じとても好き アホの子のベクトルを変えることで互いがマウント取れるようになって魅力が引き立つ2024/03/09
silverheaven_sk
0
読んでて何度も思ったのが、口絵の使い方をもう少し考えるべき。5人のヒロインのうち3人がゴーグルで隠している上に、誰がゲーム中でどの姿になっているか対応できていない。ストーリーとしては、異世界サバイバルとしては堅実なのに、命にかかわらないところでは困る展開を敢えて選んでいるギリギリさがよい。ただ、ゲームに関する情報が省略されていて、人を選ぶ本ではあると思う。2024/06/08