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内容説明
行動遺伝学×発達心理学が教えるわが子にぴったりの子育て法とは――?内向性・外向性、情動性、自制心…一人ひとり違う子どもの「気質」にベストな対応ができる本!勉強も、やる気も、人間性も…子どもに「最適な環境」を与えるために、「親にできること」がわかります!◇あなたの子どもに合った「学習スタイル」は?◇ 社会性を育む「親子の会話」 ◇「自分の強み」を自覚させるには◇「できるはず」なのに「やらない」のはなぜか◇「子どもを変えようとする」より「子育て戦略」を変える◇「人と会うと元気になる子」と「一人の時間が必要な子」◇子どもがわくわくする「ごほうびシステム」◇「たらする計画」で行動力を身につける◇親の「心の平穏」を保つ方法◇生まれか、育ちか――科学からの答え子どもの本当の「気質」がわかるチェックリスト付き!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
35
内向性・外向性、情動性、自制心といった一人ひとり違う子どもの気質に、「行動遺伝学×発達心理学」で子どもも親も幸せになれるベストな対応を考えていく1冊。子育ての願望と現実のギャップを埋めていくためには、子どもの気質を受け止めて認識することが重要で、養子研究や双子研究からわかる思っていた以上に大きな遺伝子の影響、「外向性」「情動性」「自制心」という3つの視点、それを見極めながら気質にあった向き合い方を考える重要性を説いていて、それと親側の気質との相性を踏まえて考える論旨は明快で、改めて考え方を整理できました。2024/03/11
re;
13
両親の遺伝子で子供は出来上がるのだから、遺伝が9割なのはそうかもしれない。ただ遺伝子で発露するものはものすごいIFの中から選ばれし。なわけで。遺伝子ってそういう意味で人の手には余る。だから、遺伝は9割だけど、結局<私は私>と思ったほうがいろいろ解決するように思う。親のせいにしてたら、スタートがきれないし、遺伝子のせいにしててもそれってあんまり意味がないように感じた。私の人生は私だけのもの。それだけをただ伝えたい。母には感謝を。息子には、自由を。何にもとらわれるな。ほしいものは自分でつかみ取れ。2025/04/10
Lagavulin
5
子どもの遺伝的気質に注目して子育てする。その気質は親と似ているとは限らない。とにかく子どもを受容して、ありのままを見てあげる。その子の得意を伸ばし、苦手とは根気よく付き合う。まずはビッグスリー「外向性、情動性、自制心」に注目。2024/06/18
とっぴぃ
4
子育てをする人もしない人も、子どもの育ちについて知っておいた方が良い科学的知識だと感じました。2024/03/04
みずいろ
2
子供とウマが合わない、なぜこの子はこうなんだ!?育て方がわからない…といった親の悩みに寄り添う科学的な育児書。私はてっきり、遺伝を理解した上で才能を伸ばすやり方が書いてあるのかと思ってしまい、ちょっと期待とは違った。子供は白紙で生まれてくるのではなく、各々コードを持っているという考え方はとてもわかりやすい。子供のよき上司であれというのもなるほど!と思った。子供をコントロールできると思うから歯痒いわけで、個人として尊重し何事も話し合うのが大事。長男とは気が合うが、自制心や内向性が似てるからだと知った。2025/05/15