海外に送り出した社員の命をどう守る? 在るべき企業の海外危機管理

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海外に送り出した社員の命をどう守る? 在るべき企業の海外危機管理

  • ISBN:9784910286273

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内容説明

世界の脅威は今、目の前の現実に。
戦争、テロ、暴動から日常的な犯罪被害まで、
海外危機管理のプロが長年の実践をもとに惜しみなく語る
今、企業がとるべき行動のすべて

イスラエルとパレスチナの問題、ロシアのウクライナ侵攻、台湾有事、パンデミック……
今、海外駐在員や出張者など、海外派遣者に対する安全対策が厳しく問われている。
進出する地域によって異なるリスクを本社で一元的に管理することは課題が多い上、
担当者の時間的制約も大きな問題だ。

本書は、軍事のプロではなく、自身も企業の危機管理担当者であった著者だから語れる
企業のリアルな現状を踏まえた提案がまとめられている。
現在の危機管理は、より一層、現場と会社全体の連携が求められており、
それが大切な社員の命を守ることにつながっている。
そのため、危機管理担当者だけでなく、経営のトップ層にも本書の内容を理解し、
実践してほしいと願っている。

【目次】
第1章 海外に送り出す社員の命、会社はしっかりと向き合っていますか?
第2章 海外危機管理担当者の課題
第3章 緊急事態のシミュレーション、会社の判断は?
第4章 海外派遣者自身が取るべき安全対策
第5章 治安上注意が必要な国の例
第6章 最近マスコミをにぎわしている重大事案

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Akio Kudo

2
★★★ 海外での危険な目に会わないためのリスクマネジメントとしては読み応えあり2025/03/03

お抹茶

1
駐在員や企業だけでなく,海外旅行者にも良い。強盗,誘拐,テロに遭ったときの実践例付き。社員の命に関わる場合は,家族のケアを一元的に担う者を置き,テロや誘拐などの場合はメディア対応を置く。平時から有事まで一貫して行う専門会社の起用がよい。誘拐したと思わせる詐欺もある。治安の悪い地域では現地警察が犯人組織と繋がっていることもある。空港での偽の出迎えにも注意。銃乱射の時に両手を挙げると真っ先に狙われる。姿勢を低くして逃げるか,伏せたり隠れたりする。爆弾テロは複数回起きやすいので,爆発音と反対の方向に早く逃げる。2024/09/25

Humbaba

1
海外と一言に言ってもそのリスクは地域ごとに違っており、全てが全て危険という訳ではない。ただし、その地域で生まれ育った人と、一時的に赴任してきている人とでは感じ方や判断に大きな違いが生まれることは忘れてはいけない。まさか、と言いたくなるような事態は実際に起こるものであり、それに備えていないと大きな被害を被ることになる。たとえ無駄になったとしても、常に備え、問題が生じたらどうするかを考えておくことが必要になる。2024/08/17

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