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内容説明
2023年1月に逝去した元一水会代表・鈴木邦男がウェブ週刊誌「マガジン9」に約10年にわたって連載してきた文章をテーマ別にセレクト。
「愛国心」「憲法」「表現の自由」「差別と格差」「宗教と政治」「憂国」「右翼と左翼」という7つの論点を、彼独特の軽妙でユーモアたっぷりの語り口で論じる、まさに鈴木邦男の「遺言」とも呼べる一冊。
その「遺言」の解説を、リベラル論客として知られる思想史家・政治学者の白井聡氏が担当。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どら猫さとっち
10
鈴木邦男さんが逝去してから、一年が経った。直接お会いしたことはないが、著書やYouTubeで読んだり観たりしていた。愛国者の在り方を、優しく厳しく、力強く信念を抱いた彼の言葉が、新書として登場した。マガジン9に掲載されたコラムを収録。解説には政治学者の白井聡氏が寄稿。“「愛国心」は大事だ。しかし、愛国心を超える「人間愛」も必要だ”。この言葉どおり鈴木邦男さんは、最後までそれを貫いた。亡くなられたのが惜しまれてならない。2024/03/19
にょろりん
2
昔、テレビで話をされてるのを見て、一瞬で惹かれ、興味を持った。亡くなってもう一年以上経つけど、本当に残念。この本を読んでると、あらためてその人柄というのか生き様というのか、に、凄みを感じる。飄々と、にこやかに、説得力のある話をする、そんな様子をまだまだ見たかったな。2024/07/31
がんちゃん
2
鈴木邦男さんに謝りたい気持ちになりました。私は鈴木さんの著作物を読んだのが本書が初めてでした。解説で白井さんも書いているとおり、鈴木さんの度量の大きさ、寛容さは孤立を恐れない覚悟があったからこそなんですね。亡くなってからではなく生きている間に鈴木さんの本を読んでいたかった。鈴木さん、ごめんなさい。右翼からも左翼からも非難される鈴木さんの立ち位置こそ、熱狂しやすい日本人のあり方を問うときに必要なものであり、冷静に物事を見つめるための大人の処方箋として鈴木さんの考えを大事にしたいなと強く思ったのでありました。2024/06/06
bittersweet symphony
0
プロレス言論の世界のひとりだったというのが信じられない感はありますね。世の中きちんとものを考えていると、どこかにカテゴライズされるようなことから遠く隔たっていく事になるというのは普遍性のあることかもしれません。2024/06/15
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